子どもが寝ている休日の朝は、親にとって自分の時間を持てる貴重なひととき。しかし、理想通りにはいかないこともあり……。子育てパパのあるあるなエピソードを描いた漫画がX(Twitter)とInstagramに投稿され、Xでは3万9000件、Instagramには3万1000件(ともに記事作成時点)以上の“いいね”が寄せられるなど多くの反響を集めています。
漫画の作者は、8歳の長女と4歳の次女を育てるゆーぱぱさん(@too6mi)です。ある休日の朝、ゆーぱぱさんは自身が幼いころのエピソードを思い出していました。ゆーぱぱさんが休日に早起きをすると、お母さんから必ず「まだ……寝てたら?」と言われていたのです。
当時のゆーぱぱさんは、「(早起きは)いいことじゃないの?」と思うだけで、なぜお母さんがそんなことを言うのかピンときていなかったそうです。しかし、自分が親になった今は、当時のお母さんの気持ちがよく分かるといいます。
この日の朝、休日にも関わらず6時に起きてきた次女ちゃんは、眠そうな様子もなく、笑顔で「ぱぱー? 今日ってお休み?」とたずねてきました。
子どもが早起きをするのはとても良いこと。頭ではそう分かっているものの、子育てや仕事で忙しい親にとって、子どもが寝ている休日の朝は自分の時間を持てる貴重なひととき。自分の時間を過ごそうと思っていたパパは、心の中で次女ちゃんに「寝な」とつぶやくのでした。
漫画には、「共感しかない」「めちゃくちゃ分かります」「息子も休日めちゃくちゃ起きるの早い。まだ寝てるパパが『起きて! 起きて!!』の犠牲になる」など、多数の保護者から共感の声が。また、「普段仕事してるお父さんが休みだったらきっといっぱい遊べると思ってすごく嬉しいんでしょうね」など、子どもの気持ちをくみ取った声も寄せられていました。
ちなみに、ゆーぱぱさんの子どもたちは平日を含め、普段から早起きをしているそうです。休日の朝は、パパと遊べることを楽しみに早起きしているのなら、親としてはちょっぴり大変だけどうれしい気持ちになりますね。ねとらぼGirlSide編集部は、作者のゆーぱぱさんに話を聞きました。
−娘さんが平日と同じ時間に起きてしまった休日、ゆーぱぱさんは娘さんと何をして過ごすことが多いですか?
ゆーぱぱさん:とりあえず二度寝を誘いますが、完全に覚醒しているようなら自分の時間は諦めて、絵本を読むか、TVを見るか、もしくは晴れていれば散歩に出かけたりもします。
−以前投稿された、「寝かしつけに苦戦する漫画」も共感を呼んでいます。ゆーぱぱさんは娘さんが「夜なかなか眠れないこと」と「朝早く起きてしまうこと」、どちらが大変な印象ですか? また、布団に入るまでや起きたあとのルーティンはありますか?
ゆーぱぱさん:最近は夜ぐっすりなので、どちらかと言えば朝が大変ですね。でも大変というとやや語弊があって、早起き自体は生活習慣としてとても良いことなので、もちろんポジティブな感想も持ってます。僕自身が早起きが苦手なので、努力しなきゃなと思っている次第です(笑)。また、寝る前のルーティンとしては消灯を暗くしていったり足浴をしたりと、眠りの質を上げる意識はしていますが、結果としてそれが早起きに繋げているような気がしないでもないです(笑)。
−漫画に寄せられた反響への感想や、読者へのメッセージをお願いします。
ゆーぱぱさん:共感の声や平日起きてほしいという声が多かったのですが、子どもたちが僕らと過ごす土日休みに期待を寄せてくれているからこそだと捉えると、その瞬間嘘みたいに愛おしい気持ちになれるので、おすすめです。
(了)
ゆーぱぱさんのX(@too6mi)やInstagramアカウント(@too6mi)では、この他にも家族のの日常を描いた漫画やイラストが多数公開されています。
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