思わず「うそでしょ!?」と言いたくなるような保護したばかりの子猫の姿がInstagramに投稿され、記事執筆時点で537万再生を突破、13万件以上のいいねを集めています。投稿者は猫写真家で保護猫活動をしているRyosuke Miyoshi(@ryostory1124)さんです。
動画冒頭、保護直後の茶白子猫「なる」ちゃんの姿が映ります。なるちゃんは、車の下で3日間必死に鳴き続けていたところをRyosukeさんに保護されました。
母猫とはぐれてしまったのか、声が枯れるまでひとりぼっちで鳴いていたのだとか。Ryosukeさんが母猫の鳴きまねをしたところ車から出てきてくれたので、すかさず網を使って保護。おそらく2日以上何も食べていなかったようで、差し出された子猫用ちゅ〜るを必死でなめていました。
網で捕獲されケージに入れられたなるちゃんは、「ウニャー!」と威嚇の鳴き声を出し、必死の抵抗を見せます。
Ryosukeさんが「よしよし」と優しく声をかけますが、落ち着かない様子でウロウロ。人間に保護され不安になっている気持ちが痛いほど伝わります。「もう大丈夫だよ」って声を掛けてあげたくなる……!
なるちゃんは、ずっと鳴き続けていたことからお疲れの様子。初めて訪れた見知らぬ家で過ごすことになり、不安そうな表情を見せていたといいます。
そんな保護したばかりの人慣れしていない子猫が3日後、どうなったかというと……? 2日以上「ニャー!」と鳴き続けた声はガラガラになってしまいましたが、保護直後に拒否反応を示していた姿とは別猫のような甘えん坊に!
安心しきった環境でしか見せない、おなか丸出しヘソ天の格好で、Ryosukeさんの方へとずりずりにじり寄って甘えてきます。つぶれた喉で鳴く一生懸命な「ニ゛ャ〜〜」がいとおしい。ほっぺをすりすり、かまってもらえてうれしそうな表情です。
このなるちゃんの様子に、Ryosukeさんは「こんなにも甘えてくれました これなら里親さんもすぐ見つかるかな」とコメント。3日目で人間をこんなに信用してくれるようになったなるちゃんなら、すぐに新しいお家が見つかるでしょうね!
動画には、「レスキューされて本当に良かったね」「可愛いの罪で捕まるかもしらん。危ない」「個性豊かなひょうきんな子に見えますね 楽しみですね!」「可愛いのど飴あげたい」などのコメントと、「声はやくなおりますように!」というお見舞いの声が続々と寄せられています。
Ryosukeさんは、保護猫活動やその後の猫たちの姿をInstagram(@ryostory1124)とX(Twitter/@ryostory1124cat)で公開しています。また、売上の一部が動物保護団体に寄付される「こねこと暮らす 保護猫チャリティーカレンダー」を販売中です。
画像提供:Ryosuke Miyoshi(@ryostory1124)さん
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