人気クイズ番組でアイドルがギリギリ珍回答→“放送事故レベルの伝説”またも語り継がれてしまう事態に（1/2 ページ）

あの伝説から4年。

[三輪薫，ねとらぼ]

　「HKT48」田中美久さんが10月16日放送のクイズ番組「ネプリーグ」（フジテレビ系）に出演。珍回答を生み出し、共演者から「これオンエアできますか？」とツッコまれる様子が放送されました。際どいワードでSNSも盛り上がったほか、4年前に同番組で放送された“伝説の珍回答”を思い出したという声もあがっています。

　常識力に不安があると番組冒頭で紹介され、放送中にも「やばいヒヤヒヤする」と心境をポストしていた田中さん。

　答えが5文字になる問題が出題され、1人1文字ずつ解答して正解を目指す企画「ファイブリーグ」で「いけぶくろ」が答えの問題が出題された際、2文字目を担当する田中さんは「け」と解答すべきところを「ん」と解答して、結果は不正解。他の4人は正解したため、妙に意味深な造語「いんぶくろ」がオンエアされることに。

　ざわつくスタジオでは「これオンエアできますか？」（沢村一樹さん）「いんぶくろはなんかダメでしょ」（オアシズ・大久保佳代子さん）というツッコミ、さらに「間違い方が面白かった」（ネプチューン・堀内健さん）など共演者から声が上がりました。

　スタジオを盛り上げた田中さんの珍回答は、視聴者の間でも話題に。SNSで「珍回答笑った」「いんぶくろって際どい」「大爆笑した」などの反響が寄せられています。

　一方、田中さんの解答を見て、これまで同企画で生まれたエピソードの中でもひときわ強烈な“伝説の回”を思い出したという人も。

　“放送事故級”とも評される珍回答を生み出したのは、「欅坂46」（現：櫻坂46）メンバーとして2019年7月に出演した松田里奈さん。6文字バージョンでことわざ「犬も歩けば棒に当たる」の「ぼうにあたる」を解答する問題で、5文字目担当の松田さんは「た」と解答すべき部分を「な」と解答。正解した5人と合わせるとチームの解答は「ぼうにあなる」という結果となってしまいました。

　当然不正解で、慌てた「ネプチューン」原田泰造さんと堀内さんは「ちょっと待って！」「映さないでー！」と絶叫し、スタジオ騒然。SNSでもトレンド入りするなど当時非常に話題となりました。

「ネプリーグ」出演をファンに報告した当時の松田さん（画像は松田里奈公式ブログから）

　偶然にも九州出身という共通点がある田中さんと松田さん（田中さんが熊本県、松田さんが宮崎県）。田中さんの珍回答をきっかけに、SNSでは「ぼうにあなるの再来」「どっちがマシだろうか……」など4年前の伝説が再び語られる様子が見られました。

　ちなみに“伝説の回”放送後、松田さんは「櫻坂46」の副キャプテンに就任（後にキャプテンに昇格）して活動。バラエティー番組出演時には、自身のやらかしエピソードとして珍回答を振り返る姿も見せています。

田中美久さん（画像は田中美久Instagramから）