どしゃ降りの雨の日、傘を差した人の手に雨宿りしにきたアゲハチョウが目撃されました。まるで絵本のような光景に、X(Twitter)では「素敵なご縁」「優しい人に助けられてよかった」となごむ声が上がり、記事執筆時点で91万件以上の表示、2万4000件を超える“いいね”が集まっています。
作家のmomoiro(@MkinokoM)さんは、どしゃ降りの路上で、濡れて動けなくなっているアゲハチョウを発見しました。手を近づけたらアゲハチョウは自分から登ってきたそうです。きれいな羽(翅)からおそらく羽化して間もない様子で、種類はナミアゲハのようです。
その日は強い雨が降っており、アゲハチョウは近くで雨宿りできる場所を探していたのでしょう。そのままmomoiroさんの家に着くまでずっととまっていたそうで、途中で羽を閉じてすっかり落ち着いたような姿がほほ笑ましいです。momoiroさんの「土砂降りで困ってた子と散歩してる」という表現もステキでほっこりします。
一緒に帰宅した後は、玄関の雨が当たらない位置に乾いたタオルを置き、アゲハチョウが雨宿りできる場所を作ってあげました。そして雨がやんだ頃、momoiroさんがその場所を確認するとアゲハチョウはいなくなっており、無事に飛び立って行くことができたようです。
コメントでは、「アゲハ蝶が主さんの手に止まるなんて! 初めて見ました! 素敵です」「優しい主さんの所で雨宿り出来て良かったねぇ」と癒やされた人の声が多く寄せられ、美しいアゲハチョウに「かわいい!」の声や、貴重な体験に「羨ましい」なんて声も寄せられています。
momoiroさんは、プラ板からあいらしいオブジェなどを作っている作家で、以前には「プラ板で作られた金魚」が宝石のようだと話題になりました(関連記事)。
作品はX(Twitter)(@MkinokoM)/Instagram(@momoiro.handcrafted)で見ることができ、イベント出展やネットショップでの通販(不定期)も行っています。
画像提供:momoiro(@MkinokoM)さん
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