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おでんに「ちくわぶ」を入れる地域マップをゼンリンが公開 1300件超の回答で判明した“意外な事実”が話題(1/2 ページ)

けっこうな関東ローカルでした。

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 「ちくわぶ」をおでんに入れる地域はどこからどこまでか? 地図会社のゼンリンによる調査がX(Twitter)で注目を集めています。実は関東以外ではほぼ食べない?

ちくわぶ 北海道や秋田でも食べられてはいるが、やはり関東がメイン。東京神奈川埼玉千葉の色がすごく濃い(画像出典:ゼンリン公式X
ちくわぶ 小麦粉をこねて筒状にゆであげた「ちくわぶ」(画像出典:紀文公式X

 話題のきっかけは、おでん種でおなじみの食品メーカー紀文。公式アカウントで「おでんにちくわぶって全国共通じゃないんです?」と投稿したところ、「常識だと思っていたが違うのか」「関西ではあまり見かけない」「ちくわぶって何ですか」などと反響を呼びました。

 そこでゼンリンが紀文の投稿を引用する形で呼びかけ、調査を開始。ちくわぶをおでんに入れるか否か、地域とともに教えてほしいとリプライを募ったところ、1365件の有効回答が集まりました。

 集計の結果、ちくわぶが入る地域は関東地方に集中し、西は長野と静岡までといった結果に。北海道や秋田、宮城と福島でも分布はみられるものの、それ以外の地域では認知度が低く、特に西日本では「一度も見たことがない」「『ちくわ』の方言かと思った」といった回答まであったといいます。

 「思った以上に限定的だった」「必須だと思っていたのに」「汁のしみたちくわぶ最高!」などと、さまざまな反応を呼んだこの調査。ゼンリン公式アカウントはほかにも、「煮干しやいりこといった小魚の呼称の地域差」(関連記事)や、地名にまつわるトリビアなど、興味深い情報を発信しています。

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