星野リゾートが運営するカジュアルスタイルのホテルブランド「BEB(ベブ)」で、11月1日からチェックイン時にスマートフォンを封印するプラン「脱スマホステイ」がスタートします(通年)。
「脱スマホステイ」を提供するのは「BEB5軽井沢」「BEB5土浦」「BEB5沖縄瀬良垣」の3施設。宿泊料金は、スマホを封印するケースに加え、イラストセット、ノートなどスマホなしの滞在を盛り上げる貸し出しアイテムを含めて、1室1泊1万3530円から(食事別、2人利用時)です(※料金は施設によって変動)。
デジタルから離れて過ごす「脱スマホステイ」では、滞在前にスマホを鍵付きのケースに封印し「脱スマホへの意気込み」を念書に書き込みます。QRコード読み取りやタブレット入力ではなく、「プロフィール帳」への記入でチェックイン。「脱スマホ」「脱デジタル」が徹底されていますね!
宿泊中の思い出は、スマホでの写真や動画ではなく、仲間の絵や風景の絵を描いて残します。情報収集や思い出のシェアもスマホでの検索やSNSではなく、ノートを使用。スマホを一時的に手放し、アナログな貸し出しアイテムを使うことで、普段とは違う感覚や時間の流れが味わえるかもしれません。
スマホを持つZ世代への調査では約半数が「SNS疲れを感じる」と回答し、グループインタビューで「スマホは命」という声があったなど、近年、若者を中心にスマホやSNSへの依存傾向が上昇(※)。「脱スマホステイ」は「旅先くらいはSNS疲れとは離れ、スマホがなくてもこんなに楽しい!と感じてほしい」という思いで企画されたといいます。
※SHIBUYA109エンタテインメント 『SHIBUYA 109 lab.(シブヤイチマルキューラボ)』による調査
定員は1日1室限定(客室の定員に準じる)、宿泊には公式サイトでの4日前までの予約が必要です。
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