小林製薬が、9月に「桐灰」ブランドの足用温熱シート「桐灰 寝るとき足ホットン」の販売をスタートしました。10月に入ってから、X(Twitter)で実際に製品を使ってみた人のポストが拡散されたのをきっかけに、「足先の冷えがやばいから気になる」「欲しすぎる」と話題を呼んでいます。
「桐灰 寝るとき足ホットン」は、つま先を覆うようにシートを折り曲げ、足に直接貼って使う温熱シート。就寝時用に開発されたアイテムで、鉄の酸化反応で発熱し、約40度の温かさが6時間ほど続くようになっています。
以前から「桐灰」ブランドでは、靴下に貼ったり、靴に敷いたりして使うカイロ製品を販売していますが、さらにピンポイントな足先用のアイテムをなぜ作ったのか。
小林製薬によると、カイロ使用者は年齢を重ねるごとにヘビーユーザーになる傾向があり、ヘビーユーザーは防寒だけでなく「冷え性緩和」を目的にカイロを使っていることや、冷え性の人は「就寝時に足先が冷えて寝付けない」ことに悩んでいることが判明。冷えが気になる人が気温に左右されずに使える新しい温熱具として、「桐灰 寝るとき足ホットン」を開発したといいます。
靴下を重ねて寝ると窮屈だと感じる人が多いことから、シートはつま先を上下で直接包み、締め付けが少ない形に。また、温度が上がりすぎない構造にすることで、寝ている時に心地よい温かさになるよう調整しているそうです。
SNSでの反響についても「今年は暖冬なのもあって、消化はこれからといったところですが、少しずつ反響をいただいており嬉しく思っています」とコメントがありました。今後も桐灰ブランドでは防寒だけでなく、「使用者の不調を温めて癒す」ことをテーマに、冷え対策を意識したアイテムを展開していく計画です。
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