面倒な「締めのあいさつ」をAI任せに→宴会でドッカンドッカンウケた役員の事例が「その手があったか」と話題(1/2 ページ)
部下との関係性もあってウケたところもありそうなので、安易にマネするのは危ないかも。
「締めのあいさつを考えるのが面倒なのでAIに作らせました」――。ある会社の宴会で役員が披露したスピーチが、「その手があったか」と好評です。
その会社に勤める、笑顔で決めろ(@Smilebomber461)さんの体験談。役員は宴会の終わりに上述のような説明を始め、AIの考えた「何の感情もこもっていない上っ面だけの文面」を読み上げたといいます。
ちなみに、編集部がChatGPTにオーダーしたケースでは、「皆様が会社の一員であることに誇りを持っており、今夜の皆様との交流は私たちの結束と協力の重要な証〜」などと、確かにお堅いあいさつが出力されています。おそらくその役員も似たような文を用意したのでしょう。淡々と読み上げる様は、「部長もういいですから!」「真心が感じられません!」「長い長い!」などと盛大なツッコミを呼び、宴席を大いに盛り上げたそうです。
なお、役員は最後に、「AIは今のところこの程度やからほどほどに利用せぇよ」と、きっちりオチもつけてくれたとのこと。なんやかんやで、気の利いた訓話としてまとまるあたりはさすが(?)。
この投稿は「ハマったら面白そう」「どこかで使いたい」「こうしたやり取りで盛り上がるくらい、役員と部下が良い関係なんだろうな」と話題に。その一方で、「中身をAIに作らせる分、読み手の人望や読み方だけで勝負することになる」「しゃべりの腕と周囲のノリに大きく依存するので、マネするとケガをするやつ」といった指摘も。ウケるもスベるも職場の空気次第なので、試すには相応の勇気と判断力がいりそうです。
協力:笑顔で決めろ(@Smilebomber461)さん
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