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駅伝イベントで審判がコース誤設定→ランナーが間違いに気づく 京王電鉄が謝罪…… 参加費は「全額返金」へ(1/2 ページ)

10キロメートル駅伝でコースを誤設定。

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 京王電鉄は2023年11月11日に味の素スタジアム(東京都調布市)などで開催したイベント「京王駅伝フェスティバル2023」での中で、審判員が誤ってコースを設定するミスがあったとして、同日謝罪しました。

駅伝 駅伝コースミスで京王電鉄が謝罪(画像はイベント公式サイトから)

 イベントでは20キロメートル、10キロメートル、2キロメートル、1キロメートルの部に分かれて駅伝を開催。2キロメートル以下はチャリティによる参加でしたが、20キロメートルは1チーム8000円(うちチャリティ1000円)、10キロメートルは1チーム4500円(うちチャリティ500円)の参加料が必要でした。

 発表によると、大会当日、10キロメートル駅伝の第一区間で、コース審判員が10キロメートルのコースを誤って20キロメートルに設定し、かつ先導員が20キロメートルのコースにランナーを誘導するミスが発生。ミス発生直後、後続のランナーがコース間違いに気づき、自発的に正しいコースを走行したことで、ランナーによって走行距離が異なる事態になったといいます。最終的には競技主管の「東京陸上競技協会」と協議の上、2区から5区の合計タイムで順位が決定しました。

駅伝 10キロメートル駅伝のコース(画像は大会公式サイトから)
駅伝 20キロメートル駅伝のコース(画像は大会公式サイトから)

 京王電鉄は「ご参加の皆様には多大なるご迷惑をおかけいたしましたこと、心よりお詫び申し上げます」と謝罪。10キロメートル駅伝の参加費は、全額返金すると伝えました。なお、10キロメートル駅伝の順位及び返金方法に関する情報は、合計タイムの集計に時間を要することから、後日イベント公式サイトで発表予定としています。

駅伝 実際の謝罪文(画像は京王電鉄公式サイトから)
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