米企業が開発した犬型ロボットにAIが搭載され、ついに人間と会話することに成功! デモンストレーションの様子を記録した動画が、YouTubeで約2万5000件のいいねを集めるほど注目を集めています。
動画が公開されたのは、米ボストン・ダイナミクスの公式YouTubeチャンネル。同社が研究開発を進めている犬型ロボット「Spot」は4足歩行のロボットで、2018年には東京の建設現場で実験を行うなど、さまざまなシチュエーションで検証が行われています。
今回のアップグレードでは、生成AIのChat GPTを搭載。アームの先端部分を頭部に見立てて、人間と会話ができるように改造されています。
動画ではボストン・ダイナミクスの施設を案内するツアーガイドとして、訪問者を演じるスタッフに対して流暢な英語で説明を行う様子が映されています。
人間の問いかけに対して、渋いイギリス訛りの英語で応答する様子は、なんだかふしぎな感じですね。
Spotは視覚的質問応答モデルを活用することで、カメラで撮影した画像を解析して環境を理解し、適切な応答を生成する能力を持っています。
このテストの時点で、考古学者や俳優、執事など、さまざまなペルソナの演じ分けができるようになっており、今後は単なる案内ロボット以上の存在に発展していきそうですね。
YouTubeのコメント欄では、Spotの自然な話し声や実用性に期待が寄せられており、「最初のイギリス人の声はとても説得力があった」「視覚障害者のための“盲導犬”としての可能性は大きい」といったコメントが見られました。
ボストン・ダイナミクスのYouTubeチャンネルでは、Spotの研究開発の進捗を伝える動画がたくさん公開されており、中にはBTSの曲に合わせて踊るSpotといったコミカルな姿も見られます。
画像はYouTubeチャンネル「Boston Dynamics」より引用
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