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Mステ「ナチス風パフォーマンス」指摘で批判のLDHグループ、問題の楽曲が配信停止に 今後は歌詞や振付を変更(1/3 ページ)

歌詞などが物議をかもしていました。

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 LDH JAPANは、所属するダンス&ボーカルグループ「THE RAMPAGE from EXILE TRIBE」の楽曲で、歌詞やパフォーマンスが軍国主義的だと批判されていた「SOLDIER LOVE」について、各音楽配信サービスで配信停止対応を行っていると12月26日に発表しました。

LDH JAPAN THE RAMPAGE from EXILE TRIBE 「軍国主義的」物議の楽曲が配信停止されたTHE RAMPAGE from EXILE TRIBE(画像はLDH JAPAN公式サイトより)

サブスクで配信停止に

 楽曲は12月18日に配信開始。「戦士の愛」などを意味するタイトルで、歌詞の中には「上書きする地図」「ここFar east(※Far eastは極東を意味します)の地から 神風吹き荒れたなら」など戦争を想起させる言葉が多数含まれていました。

 また、12月22日に生放送された「ミュージックステーション SUPER LIVE 2023」(テレビ朝日系)で同楽曲を披露した際には、メンバーたちがナチスを想起させる全身真っ黒な衣装で出演。パフォーマンスの中で黒い旗をたなびかせたり、「ナチス式敬礼」に見える振付があったと指摘され、批判を集めていました。

 こうした指摘を受け、エイベックス・ミュージック・クリエイティヴとLDH JAPANは12月25日、同楽曲が収録されるベストアルバム「"16SOUL" & "16PRAY"」の発売を延期すると発表しました。

 両社は「この度、THE RAMPAGEの楽曲『SOLDIER LOVE』の一部の歌詞や振り付けに関し、ご指摘、ご意見をいただき、不快な思いをさせてしまっていること、ご心配をおかけしてしまっていることを心よりお詫びいたします」と謝罪。「皆様からいただきましたご指摘、ご意見を真摯(しんし)に受け止め、歌詞・振り付けの一部を変更することとなりました」と明かしました。

 また、LDH JAPANの26日の発表では「SOLDIER LOVE」について、各音楽配信サービスで配信停止対応を行っていると説明。27日現在、Spotify、Apple Musicなどでは楽曲の配信が停止され、YouTubeでも楽曲が再生不可になっています。また、各配信サービスで実施している、同楽曲の再生・ダウンロードキャンペーンも実施期間と特典内容を変更するとしました。

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