1歳の弟のために、親もおどろく防御力を見せる4歳の姉の姿を描いた漫画がInstagramに投稿され、記事執筆時点で4万2000件以上のいいねを獲得しています。編集部は作者の月光もりあ(@orenoatamanonaka)さんに話を聞きました。
遊び場に行ったら、4歳のお姉ちゃんが……
作者の月光もりあさんは、4歳のえみりちゃんと1歳のヤマトくんを育児中です。この日、ショッピングモールにある小さい遊び場にやってきた月光もりあさんファミリー。ここで驚きの光景を目にすることになります。
遊び場にいる子どもたちを見たえみりちゃんは、その中に入る前に大きな声で「みんなーー! きいてー」と語りかけました。
すると、「この子1歳だからね」「赤ちゃんだから気をつけてねー」と弟のヤマトくんを指さしながら、子どもたちに注意喚起。このような子どもの遊び場では、大きな子が夢中になって走ると小さな子にぶつかって危ない場合があります。えみりちゃんはその状況を危惧し、やまとくんが危ない目にあわないようその場にいた子どもたちに知らせてくれたのです。なんと素晴らしい弟愛でしょうか。
1歳ぐらいの子どもにも話しかけるえみりちゃん
しかしそこはまだ4歳のえみりちゃん。まだ1歳ぐらいの子のところにもダッシュで行き、「あの子1歳の赤ちゃんだから」「気をつけてね」と一生懸命お話するのでした。まだ意味が分からずぽかんとした1歳の子の表情にクスっときますが、えみりちゃんのけなげな姿にほっこりします。
漫画には「えみりちゃんが愛されて育ってるから出来る行動ですね」「えっ、めちゃくちゃイイ子じゃないですか!!!!!!!!」「一歳位の子にもいうの声でて笑いました」「いい子、本当にいい子」など、その行動に称賛の声が寄せられています。
編集部は、月光もりあさんに話を聞きました。
――えみりちゃん、いつごろから漫画のように声かけするようになったか覚えていますか?
月光もりあさん:ヤマトが1歳になってから(えみりは4歳半ごろ)、このような声をかけるようになりました。何も教えてないのに言うようになりました。
――声を掛けられた子どもたちや、ヤマトさんのリアクションはどうでしたか?
月光もりあさん:子どもたちは特にリアクションはなくポカーンとしてます、ヤマトはなにも分かってないです。
――えみりちゃんの優しさに反響が集まっています。反響への感想や、読者へのメッセージがありましたら教えてください。
月光もりあさん:珍しい行動みたいで少し驚きました。同じように注意喚起してる子を見かけたらあたたかく見守ってください(笑)。
(了)
月光もりあ(@orenoatamanonaka)さんのInstagramやブログ「おれのあたまのなか」には、他にもにぎやかな家族の漫画が公開されています。
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