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コロワイドグループ傘下で飲食チェーンを運営するアトム(横浜市西区)は、茨城県内にあるステーキチェーン「ステーキ宮」の店舗で食中毒事故が発生し、病因物質として「腸管出血性大腸菌O157」が検出されたことを1月31日に発表しました。
他店舗利用客からも体調不良の報告
食中毒事故が発生したのはステーキ宮の「水戸店」と「ひたちなか店」。1月8日に食事をした4人が腹痛、下痢などの症状を訴えていると所轄保健所から連絡があり、保健所の調査の結果、病因物質としてO157が検出されたとしています。体調不良を訴えていた客は、いずれも快方に向かっているということです。
両店は保健所からの連絡後、自主的に営業を停止。保健所からは1月31日に営業禁止処分が下されました。
アトムは「発症されたお客様とそのご家族の方々には多大なる苦痛とご迷惑をおかけしたことを心より深くお詫び申し上げます」と謝罪。今後は調理マニュアルの再点検など、衛生対策を実施するとしました。
なお、1月2日には「寧々家」のひたちなか店、1月10日にはステーキ宮の筑波学園店を利用した計4人から体調不良の連絡があり、自主的に営業停止を実施。現在は保健所が原因調査を行っているとしています。
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