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骨董屋で買った携帯イーゼル、よく見てみると…… まさかの事実発覚に「すごいめぐり合わせ」「これぞ運命」の声(1/3 ページ)

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 骨董屋で購入した携帯イーゼルをよく見てみたところ、購入者自身が「昔の持ち主」だったと発覚し、話題を集めています。

 話題になっているのは、Xユーザー・HoOcH(フーチ)さん(@gannontoise)の投稿。イーゼルは絵を描く時に画板などを立てて固定するための道具で、もともと絵描きだったHoOcHさんは「昔自分が使っていたのと同じやつだ」と喜んで購入したそうです。

HoOcHさんが購入した携帯イーゼル
HoOcHさんが購入した携帯イーゼル
HoOcHさんが購入した携帯イーゼル2
イーゼルを組み立てたところ

 その後、イーゼルをよく見てみたところ、マジックで書かれた文字がうっすらと残っているのを発見。書かれていたのは、HoOcHさんの名前と過去に所属していた大学の学籍番号で、10年以上前に手放したHoOcHさん自身のイーゼルが手元に戻ってきたことが発覚しました。

 HoOcHさんによると、イーゼルを手放したのは絵画やデザインとは異なる分野で起業した時のことだそうです。起業前には老舗ギャラリーで働いたり、デザイナーとして活動したりしていましたが、起業後は絵画を制作する余裕がなくなってしまい、不要な家財道具と合わせてイーゼルもリサイクル業者に買い取ってもらったといいます。

 今回イーゼルを購入した骨董屋は買い取ってくれたリサイクル業者とは別のところであったこと、イーゼルに名前を書いていたのを失念していたこともあり、名前と学籍番号を見つけた時にはHoOcHさんも驚いたようです。

 Xの投稿を見た人からは「元の持ち主さんのもとに帰りたかったんだ」「おかえりなさい」といったコメントが続々と寄せられたほか、「運命」や「なにかの縁」を感じるという声も複数挙がっていました。

 イーゼルが手元に戻ってきたことについて、HoOcHさんは「学生時代やっていたようにバイクで旅して絵を描いたり写真を撮ったりするのが、私の人生のあるべき姿なのか……と改めて確信しました」とコメント。「もう、青春時代から帰ってきたこのイーゼルを手放すことはないでしょう」としています。

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