劇場版「名探偵コナン」最新作、aikoが主題歌「相思相愛」手掛ける 「平次と和葉の恋模様にaiko合わせるの天才」など反響起こる（1/2 ページ）

aiko「音楽じゃなきゃ伝わらないこともある」。

[西尾泰三，ねとらぼ]

　aikoさんの新曲が4月12日公開の映画「名探偵コナン 100万ドルの五稜星（みちしるべ）」の主題歌に決定。同曲を用いた新たな予告映像では、向かい合って抱き合う平次と和葉の姿が確認でき、ネットでは「平次と和葉の進展ある？」「話題性ではなく世界観にあったアーティストを選んでいるのが最高」「平次と和葉の恋模様にaiko合わせるの天才としかいいようがないもっとやれ」などの反響が起こっています。

平次と和葉が！

　繊細な恋心を描き続けてきたaikoさんの新曲のタイトルは「相思相愛」。「名探偵コナン」とは初タッグとなるaikoさんは、「驚きとともにめちゃくちゃうれしくて毎日本当に頑張れました」と明かす一方で、「工藤くんが昔『言葉じゃなきゃ伝わらない事もあると思ってよ』と言っていましたが、音楽じゃなきゃ伝わらないこともあると信じて歌います」と、新一のせりふを引用したコメントを寄せています。

　主題歌を用いた新たな予告映像では、キッドを追い詰めた平次との日本刀バトルや、明らかになったキッドの素顔を見て驚く平次の姿などが確認できますが、とりわけ見どころは映像の最後に函館山山頂から見える100万ドルの夜景の前で向かい合って抱き合う（!?）平次と和葉の姿。「相思相愛」はこの2人の関係性のことを指すのか、二人の恋の行方にも期待が高まる映像となっています。

劇場版『名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)』予告

　青山剛昌さんの原作漫画は連載30周年を迎え、テレビアニメシリーズも放送1000回を超えた「名探偵コナン」。劇場版作品は2023年4月に公開された「名探偵コナン 黒鉄の魚影（くろがねのサブマリン）」が興行収入138億円を突破し、シリーズ史上最高記録を更新しました。

　シリーズ第27作目「名探偵コナン 100万ドルの五稜星（みちしるべ）」は、北海道・函館を舞台に、新選組副長・土方歳三にまつわる日本刀をめぐり、コナン、平次、キッドを巻き込んだお宝争奪戦を描いたストーリー。ゲスト声優として北海道をこよなく愛する大泉洋さんの出演が明かされた他、メインビジュアルと合わせて明らかになった怪盗キッドによる“試写会盗難事件”（＝事前試写会に代わるファンミーティングイベントの開催告知）も大きな話題を呼びました。

　前売券は3月1日から販売。劇場限定の特典として、青山先生が描き下ろしたティーザービジュアルと、メインビジュアルが両面に印刷されたオリジナルクリアファイルが用意されています（全国合計15万人）。