「おかずをレンチンして次の日対面」「電車の暖房はふくらはぎ焼きにきてる」　100万再生突破の“あるあるムード歌謡”に笑いが止まらない（1/2 ページ）

クセになるメロディーも秀逸。

　思わずうなずいてしまうあるあるエピソードを昭和ムード歌謡曲風に歌い上げる歌ネタ動画がInstagramに投稿され、爆笑を誘っています。動画は記事執筆時点で105万再生を突破し、2万9000件を超えるいいねが寄せられました。

書道終わりの筆を洗ったら……

日常のあるあるエピソードを歌った名（？）曲「私ったら困ってます」

　投稿者は、夫婦お笑いコンビ「ホロッコ」のホロッコこまり（@horokkokomari）さん。Instagramアカウントではムード歌謡歌手「東京ゆみ子」に扮（ふん）しており、日常のあるあるエピソードをオリジナル曲「私ったら困ってます」に乗せて歌うネタ動画を日々投稿しています。

　今回注目を集めているのは、これまで披露してきたあるあるエピソードの中からえりすぐったネタをベストテンとして紹介した動画。いずれもクスッと笑いながらうなずいてしまうものばかりです。

レンジで温めたおかずあるある

　コメント欄で特に「あるある！」と共感の声が多かったのが「おかずをレンジでチンして次の日ご対面する時あるのね」というエピソード。温めて食卓に並べるはずだったのに、つい先に食事を始めてしまってそのまま放置……なんてこと、たしかにありますよね。翌朝カピカピになったおかずと対面したときの、なんとも言えない気持ちがよみがえってくるようです……。

次の日に対面してへこむやつ……

なぜかモヤッとする「なるほどですね」

　また、「『なるほどですね』と言われた瞬間心の扉を閉ざすのね」というエピソードにも多くの共感が寄せられていました。「なるほど」でも「そうですね」でもなく、「なるほどですね」。相手の言葉に納得をしているときに出る言葉とわかってはいるものの、どこか軽さを感じる受け答えに違和感を覚える人が多いようですね。

「なるほどですね～」

冬の電車の暖房あるある

　特に笑いの声が多かったのが「冬の電車、足元の暖房、ふくらはぎ焼きにきてるのね」というフレーズ。乗車直後は暖かくて心地よい足元の暖房ですが、ふと気付いたときにはあたたまりすぎてふくらはぎがアッツアツになってしまうことも！　誰もが一度は経験があるエピソードではないでしょうか。

たしかに、ふくらはぎ焼きにきてるのかもしれない

突然の「赤～坂～」に吹き出してしまう

　この他にも「洗っても洗っても無限に墨が出てくる習字の筆」「ローストビーフ丼の赤くなったご飯がなんだか怖い」「階段を上りきったことに気付かず幻の段を踏んでしまう」など、何気ない日常で通り過ぎていくようなあるあるをムード歌謡風に歌っています。

ローストビーフの肉汁がついたごはん、なんだか怖い

幻の階段を踏んでしまった……

　最後を飾ったのは「なんで私、他人の鼻の角栓取る動画ずっと見てるんだろう　明日試験なのに」というエピソード。忙しいときほど見る必要のないものを見てしまうこと、まさに“あるある”の極みです！

見ている場合じゃないときほどどうでも良いものを見てしまうあるある

　そして突然あさっての方向を向いて良い声で歌いあげる「赤～坂～！」というフレーズにも噴き出してしまう人が続出。「ほとんど共感できるのに赤坂関係なさすぎてクソワロタ笑」「どれも赤坂と関係ないのにつけるとそれっぽくなるのねぇ～」「すべてを包み込む街、赤坂」と笑いを誘っています。

「あるあるすぎる！」「私だけじゃなかった」と注目集まる

　動画のコメント欄には笑いや頷きの声が数多く寄せられ、「おかずをチンして次の日にご対面するの分かりすぎます」「若い子に『なるほどですね』と言われ心のシャッター音たてて閉まります」「日常生活で絶対に気になるのになぜか即忘れ去るような出来事を、こんなにてんこ盛りで歌にしてくれたことに、感動すら覚えます」といった声が寄せられました。また、つい口ずさみたくなる独特なメロディーや歌詞への称賛も集まっています。