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明治のロングセラーキャンディーで、2024年3月限りでの終売が決定しているチェルシー。終売が伝えられて以降、小売店を訪れたSNSユーザーの間ではすでに「売り切れ」になっていたとの報告が相次いでいます。
「販売規模の低迷により収益性が悪化」
チェルシーは1971年発売。バターの濃厚な風味が特徴のキャンディーで、小林亜星さん作曲の「チェルシーの唄」を起用したCMでも知られていました。
チェルシーをめぐっては2024年3月上旬、商品が終売になるとの情報がSNS上で拡散。明治の広報担当者はねとらぼ編集部の取材に対し、「市場環境や顧客ニーズの変化に伴う販売規模の低迷により収益性が悪化し、販売を終了せざるを得ない状況」だと説明し、2024年3月の出荷分をもって終売することを明かしました。
チェルシーの終売が伝えられて以降、消費者の間では終売前に商品を購入しようという動きが続出しているようで、SNS上では「チェルシーどこにもない」「近所のコンビニ数軒回ったけどチェルシー全然売ってない」「どこもチェルシー売り切れてた」と、小売店で売り切れとなっていたという報告が多数あがっています。
一方、フリマサイトのメルカリでは、小売店で通常1袋200円前後のチェルシーが、10倍近い2000円前後で販売され、取引が成立したケースがみられるなど、高額転売が多発。こうした状況に、SNS上では「チェルシーの最後がこんなことでいいのかよ」「本当最低最悪すぎる」「許せない」と憤る声も聞かれています。
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