憧れだった料理人の世界へ飛び込んだけれど、挫折を味わい……そんな男性が夢を取り戻すまでのストーリーを描いたショートムービー「家族だけのレストラン」に思わず目頭が熱くなります。
物語は、東京のレストランで働く男性が実家に帰るところから始まります。自分には料理の才能があると信じていたのに、毎日失敗続きで叱られてばかり。
夢は現実とは程遠かった――そんな挫折感を抱えながら帰郷した男性は、仕事のことを心配する両親に「長めの休みもらえたからさ」と答えてはぐらかします。
まもなく迎える父親の定年の日に向けて、母親はあるお店を予約しようとしていました。そこは父親が昔から大好きで家族にとっても思い出のお店。ところが、電話するとすでに閉店してしまっていたことが判明します。
寂しそうな両親を見た男性は「料理からは距離を置こうと思ってたけど……」と考えた末、ある決心をします。
テーブルクロスを広げ、エプロンをつけて気合いは十分! レストランで鍛えた腕前で、IHクッキングヒーターを舞台にして本格的な料理を作っていきます。
帰宅した両親はテーブルの上に並んだ料理を見て「これって、あの店の……?」と驚きの表情に。温かいサプライズに、父親もうれしそうな笑顔を見せていますね。
東京でもがき苦しみながら料理修行に励んだ日々。それがこんな形で身近な人を喜ばせることにつながるなんて!
料理を食べた両親からは「おいしいね」「ありがとう」の言葉が。男性は「そっか、そうだった。こんな笑顔が見たくて料理を好きになったんだ」と料理人を志したときの気持ちを思い出して涙ぐみました。
心から自分の料理を喜んでくれた両親。その笑顔に送り出された男性はもう一度東京へと戻っていきます。その表情は帰ってきた日とは違い、決意に満ちているのでした。
キャンペーンに寄せられた、「食で思いを伝える」あたたかいエピソードの数々
動画は、パナソニックIHクッキングヒーターの「いつもの日を愛(I)の日(H)に」をテーマにしたキャンペーン「#Meshiに願いを」を通じて集まったエピソードをもとに制作されたもの。中沢元紀さん演じる主人公の表情、シンガーソングライター川崎鷹也さんが書き下ろした楽曲「あこがれ」、そしてフードコーディネーターのはらゆうこさんが監修した料理も見どころとなっています。
キャンペーンで集まった2000件のエピソードは、くすっと笑えるものから心揺さぶられるものまでさまざま。「妻のカレーがとってもうまくてたまらない」「仲直りはいつもオムライスにごめんね」「忘れられない老舗洋食店のビーフシチュー」「病気になってしまった母親が覚えていた味」「仕事での食づくりに感謝された日」「親になって痛いほどわかる気持ち」など……「食」はお腹を満たすだけのものではなく、人と人とのコミュニケーションが生まれ、自然と感謝の気持ちが込み上げてくるものだと改めて感じさせてくれるエピソードが多く集まっていました。
あなたも食で誰かに思いを伝えてみませんか?
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アイティメディア営業企画/制作:ねとらぼ編集部/掲載内容有効期限:2024年4月5日