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「なめてんの?」前澤友作さん怒りあらわに Metaの「著名人なりすまし広告」についての声明に批判続出(1/3 ページ)
「中身がない」「ひどい声明」「ゼロ回答」など批判が。
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著名人の写真を無断で使用した詐欺広告について、Facebookなどを運営するMetaがコメントを発表しました。その内容について批判が続出しています。
Facebookなどでは、宮崎駿監督や起業家の前澤友作さん、堀江貴文さんなどの写真を無断で使用した詐欺的な広告が表示されるとして問題視されており、前澤さんは4月初頭に警察当局に対策と捜査を要請したとしています。平井卓也デジタル大臣も法的対策を早急に進めると先にコメントしました。
Metaは4月16日に「著名人になりすました詐欺広告に対する取り組みについて」とするコメントを発表。「Metaのポリシーは、人々を誤解させたり欺くために著名人になりすましたり、著名人の画像などを利用した広告や投稿を含む、詐欺的、欺瞞的な広告を禁止しています」とこの種の広告が禁止されていることをあらためて明言。
「審査チームには日本語や日本の文化的背景、ニュアンスを理解する人員を備えている」「警察当局等とも連携」など取り組みをアピールしつつも、「世界中の膨大な数の広告を審査することには課題も伴います」と審査が追いついていない状況だと釈明しています。
問題が改善されていない状況から、SNSでは同社のコメントに対して「中身がない」「ひどい声明」「ゼロ回答」など批判が多く寄せられています。前澤さんも「なめてんの?」と怒りをあらわにし、「日本政府はMeta社に対して、広告配信業務停止の行政処分を出すべき」と述べています。
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