X(旧Twitter)に、ブチギレて泳ぎ回る、お嬢様気質なマダコの姿が投稿されました。投稿は391万回以上再生され、1万9000件をこえる“いいね”を獲得しています(記事執筆時点)。
タコ沼にはまり、タコと暮らす投稿主さん
こちらの動画を投稿したのは、マニアック海水魚・深海魚ガチ勢のもち(@mochi_deepsea)さん。もともと海の生きものが大好きでさまざまな魚を飼育していたもちさんですが、昨年ひょんなことからタコに魅了され、タコ沼にはまってしまったそうです。
以前は一緒に暮らしていた1代目のマダコ「梅干し」ちゃんに手を振ると、かわいらしく手を振り返してくれるところも話題になりました(関連記事)。
タコは非常に賢くストレスに弱いこと、水質に敏感であること、一般家庭での飼育に関しては未知な部分が多いことなど、さまざまな理由から飼育が難しいとのこと。さらに寿命も短く、中でももちさんが愛してやまないマダコの寿命は1年程度とされているのだそうです。
おなかが減ってブチギレ、気分ではないごはんに更にブチギレるマダコ
現在もちさん宅には、マダコの「たくあん」ちゃんが暮らしています。もちさんによると、たくあんちゃんはこれまで飼育してきたタコの中でもトップクラスにわがままなお姫様気質なのだとか。
この日のたくあんちゃんはとってもおなかが空いていたようで、まず空腹であることに機嫌を損ねてしまった様子。機嫌を直してもらおうとキビナゴを差し出したのですが、どうやらキビナゴの気分ではなかったようで……?
「思い通りにならないと癇癪を起こす」という一面があるたくあんお嬢様は、おなかが空いたうえに気分ではないものを差し出されてブチギレモードに突入。キビナゴを投げ捨てて水槽の中を激しく泳ぎ回り、猛烈に抗議したのでした。タコのこんな姿は初めてみました。
なおたくあんちゃんが食べたかったものはエビだったようで、この後赤エビをもらってめちゃくちゃご機嫌になったのだとか。ごはんは主に甲殻類(赤エビやカニなど)やキビナゴをあげているそうですが、たくあんちゃんが食べたい物を日々正確に見極めるのはなかなか難しそうですね……! もちさんは、「賢いから、一度食べると味の違いを覚えてしまって大変ですでも駄々をこねるところも可愛いし豊かさを感じますよね!」と投稿しています。
「人間みたいな生き物ですね」の声
かわいいブチギレ姿を見せてくれたたくあんちゃんには「今日はこんなご飯の気分じゃない!と駄々をこねるとは、めちゃくちゃ人間くさい生き物ですねw」「タコが イカった」といった、さまざまなコメントが寄せられています。
もちさんはX(@mochi_deepsea)とInstagram(@mochi_deepsea)、ブログ「もちのオンライン水族館」とYouTubeチャンネル「もちのオンライン水族館」に、飼育している生きものたちや訪問した水族館の情報などを投稿しています。
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