金色に輝く魚を発見！ 謎の魚を捕獲したときの様子がYouTubeで紹介されています。動画は記事執筆時点で5万4000再生を突破、「リアル僕の夏休みみたいでワクワク」「大物一杯で豊かないい環境ですね」と話題になっています。
金色に輝く魚の目撃情報のある水路へ！
動画を投稿したのは、自然や生き物の姿を発信いているYouTubeチャンネル（「真釣（まつり）ちゃんねる」）。以前は、シマヘビの変異種が見せる不思議な色の変化を紹介して話題になりました（関連記事）。今回は、金色に輝く魚がいるとの情報を得て、調査に向かいます！
金色の魚の情報をくれたのはガサガサ（河川や湖沼でタモ網をつかって魚類を中心とした水生生物をとる遊び）が大好きだというterraco(テラ子)（＠terraco1624）さん。真釣さんはテラ子さんに案内されて田んぼの脇に伸びている水路に向かいました。上から見てすぐに金色の影を見つけたものの、見失ってしまったので川の中へ入って探していきます。
さまざまな生き物に出会うものの……
網で川の水をすくってみると、テナガエビやオイカワ、ふなやメダカ、ヌマエビなどが入りますが、金色の魚ではありません。大きなミシシッピアカミミガメ（条件付特定外来生物）に出会いましたが外来生物は極力リリースしない主義の真釣さんは、家に連れ帰ることに。そのカメを車に置いて戻ってくると、草の中に隠れる金色に輝く魚の姿を再度発見！
上流と下流から網をもって挟み撃ちにする作戦で捕獲にチャレンジしますが、川幅が広くて逃げられてしまいます……。代わりにその場で網に入ったのは、2匹の大きな黒いコイです。こちらもリリースするわけにはいかないのでストリンガーを使ってキープしておきます。キープしてあるコイの近くに再度金色の魚が現れるも、またもや逃がしてしまい……天気も悪かったのでこの日は諦めて、翌日リベンジすることに。
翌日、作戦変更して捕獲へ……
翌日。金色の魚の姿が見えたので、まずは昨日より川幅の狭い上流へ追い込む作戦にします。途中、丸くて短い変わった体型のコイを発見し、あとで一緒につれて帰ることに。そうこうしながらやっと、かなり狭い場所まで金色の魚を追い込んだところで、昨日のように挟み撃ち……。2日がかり、2人がかりでやっと金色の魚を捕獲することに成功しました！
黄金の魚の正体は錦鯉
真釣さんによると、この金色の魚の正体は「錦鯉」。捨てられて長いこと川にいたのか、体が少しいたんでいます。こちらもリリースするわけにはいかないので、さっきの変わった体型の魚と一緒にクーラーボックスに入れて持ち帰り、飼育して観察することにしました。
飼っている生き物を自然界に放さないでほしい
今回、リリースせずに持ち帰るコイは全部で4匹。真釣さんが言うには「昔放流されたもの」や「養殖場から逃げ出した個体、捨てられた個体」、そして誰かが「飼っていたのを捨てたケース」があるそうです。金色のコイは美しいその色から「おそらくペットだったのでは？」と考えられるとのことで、“飼っている生き物を自然界に放すのはやめましょう”と締めくくっています。
今回連れ帰った魚たちのその後の様子は、YouTubeチャンネル「真釣ちゃんねる」で見られます。
画像提供：YouTubeチャンネル「真釣ちゃんねる」
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