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X(旧Twitter)が「成人向けコンテンツ」ポリシー設置 性的コンテンツは「適切なラベル付け」「多くの人の目に触れない形」で投稿可能(1/3 ページ)

「暴力描写を含むコンテンツについてのポリシー」も新設。

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 X(旧Twitter)は、成人向けコンテンツに関するポリシーを設けたことを明らかにしました。適切なラベルを付ければ性的なコンテンツを投稿できるとしています。

 5月に設けられたポリシーで、Xは「合意のもとで製作され配信された成人の裸体または性的行動のコンテンツは、適切なラベル付けを行い、多くの人の目に触れない形で表示することを条件に、共有することができます」と説明。

ラベル付けが必要となるコンテンツ(成人向けコンテンツに関するポリシーから)

 成人向けコンテンツは、「合意のもとで製作され配信された、ポルノをはじめとする性的興奮の喚起を目的としたあらゆる素材」と定義。漫画やアニメ、アダルト漫画/アニメなど、AI生成コンテンツ、写真コンテンツ、アニメーションコンテンツも該当するとしています。

 ライブ放送、プロフィール画像、ヘッダー画像など目立つ場所への成人向けコンテンツの表示や、合意に基づいていない裸体や児童の性的搾取などは禁止となります。

禁止されるコンテンツ(成人向けコンテンツに関するポリシーから)

 成人向けコンテンツのラベル付けを設定した場合、18歳未満のユーザーや、プロフィールに誕生日を入力していない閲覧者がラベルをクリックしても、コンテンツは表示されないとのこと。

 同様に、Xは暴力描写を含むコンテンツについてのポリシーも新設しており、「刺激の強いメディアは、適切なラベル付けを行うこと、目立つ場所に掲載しないこと、過度にグロテスクでないこと、強姦および性的暴行を描写していないことを条件に掲載することができますが、明示的に暴力の脅迫、煽動、賛美を行ったり、暴力の願望を表明したりすることは禁止されています」としています。

 なおXの安全関連アカウントは、これらのポリシーを「ルールをより明確にするため」設けたとしており、ルールの執行対象は変わっていないとしています。

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