浜辺を探索しお宝を発見する様子がYouTubeチャンネル「めぇちの宝探し」に投稿されました。記事執筆時点でこの動画の再生数は6万8000回を突破し「懐かしい記憶が蘇りました」「お宝がいっぱいですね!」といった声が寄せられています。ロマンがあるな〜!
マナーを守って宝探し!
投稿者はYouTubeチャンネルでボトルディギング(古いビンの掘り出し)やビーチコーミング(海岸などに打ち上げられた漂着物を収集の対象にしたり観察したりすること)などで獲得したレトロな“お宝”を紹介しているめぇちさん。
今回は浜辺で「レトロガラス」を探す動画です。めぇちさんは海や川、路地裏などを探索していますが、「宝探しをするときは、必要に応じて事前の許可取り、片付けなど、ルールやマナーを守りましょう」と注意喚起しています。
ビーチコーミングで石蹴りのカケラやおはじきなどをゲット
探索を始めて早速「石蹴りのカケラ」をゲット! 幸先の良いスタートです。これは明治初期に教育的遊戯として導入されたガラス製玩具の1つ。蹴って遊ぶもののため欠けやすいアイテムですが、カケラであっても価値はあり、わずかに見える絵柄を手がかりに元の姿を分析します。今回は独特な曲線があったことから、以前探索で見つけた「ぞうさん」デザインの石蹴りと同様のものだと推定できました。
続いては「おはじき」(格子プレス型)、「シーグラス」を連続でゲット! さらにレア度の高い「ウランガラス」と思われるものも発見しました。ウランガラスとは発色を良くするために微量のウランを含んだガラス。目視で判別することは困難ですがUVライトを照射すると蛍光します。しかし残念ながら今回は光らず……。これはウランガラスではなかったようです。宝探しにはこういうこともよくあります!
レアなお宝を発見!
気を取り直して探索を続行します。スジ入りの「ビー玉」や「おはじき」などを続々と見つけるめぇちさん。しばらくすると大黒天型の「泥めんこ」を発見しました! 泥めんことは江戸から明治時代に型を使って粘土を素焼きにした小型の玩具。めったに出ないお宝で、めぇちさんも「まさか、ビーチコーミングで見つかるなんて……」と驚いています。
そしてレアなお宝「ミニペロ」も発見しました! 昔の駄菓子瓶「ペロペロ」のミニ型瓶です。とても貴重でコレクターからの人気も高いのだとか。めぇちさんが所蔵しているミニペロ瓶と比べると波にもまれてシーグラスと化し厚みのある姿になっていますが、それもまた良い味わいになっています。
心揺さぶるお宝たち
コメント欄では「昭和33年生まれですが、子供の頃に近所の駄菓子屋で、虹色に輝くガラス製の石蹴りが売られていたのを覚えてます。この動画を見て遠い昔の懐かしい記憶が蘇りました。ありがとうございます」「泥めんこはじめて知りました 勉強になります」「泥めんこ大黒様とはめっちゃ縁起いいですね」「お宝がいっぱいですね!」といった声が寄せられました。
誰かの手を離れ、海を渡ってたどり着いたお宝たちが、めぇちさんの手によって再び価値あるものとして大切に保管されていく行程はロマンあふれるすてきな循環ですね。
めぇちさんはこの他にもさまざまな場所でトレジャーハンティングをしている様子をYouTubeチャンネル「めぇちの宝探し」で発信中です。また、サブチャンネル「大人の自由奔放な物作り」ではゲットしたモノを使って雑貨やアクセサリーを作っている様子を公開中。X(Twitter)アカウント(@mechi_otakara)でも紹介しています。
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