熱いレジンを氷にかけて彫刻を作る実験動画が興味深い結果となっています。オーストラリアを拠点にレジンアーティストとして活動するYouTuberの「Ben's Worx」さん(以下、ベンさん)がYouTubeに公開しています。
ベンさんは無数の角氷の塊に熱いレジンをかけることで、彫刻を作る実験を行いました。赤と青の2色のレジンを同時に氷の上からかけていきます。レジンはまるでアメーバのように角氷の隙間を流れ落ちていきます。当初ベンさんがイメージしていたのはアリの巣のような形に固まったレジンだったようですが……。
全ての氷が溶けた後に硬化したレジンを目の前にするベンさん。平らな面から棒が突き出したような形になっていました。どうやら想像していたアリの巣からは程遠い出来だったようで、ベンさんはこの作品をトイレットペーパーホルダーとして使う予定とのこと。どうやら初めにレジンを流し込んだ部分の氷が集中的に溶けてしまい、縦長の穴ができてしまったためにレジンが棒状に硬化してしまったようです。
ベンさんはちょっと悔しい思いをしたしたようで、今度はUVライトで硬化するUVレジンを使って再度挑戦することにしました。角氷が詰まった大きなカップに青色のUVレジンを流しこみ、UVライトを当て、太陽の下で氷を溶かします。
なんと今度はサンゴのような形に仕上がり、なんだかベンさんはうれしそう。そして下からライトを照らして見たところ、神秘的な青い光を放つステキなナイトライトとして使えそうな彫刻ができあがったのです。
そんなベンさんはハンドメイドでレジンのタマゴやアクセサリーなども手がけており、作品はハンドメイドの商品を主としたオンラインマーケット「Etsy」で販売されています。
YouTubeチャンネル「Ben's Worx」にはこの記事の執筆時点で35万3000人以上もの登録者がおり、多くの人の目を楽しませています。
画像はBen's WorxのYouTubeから
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