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サイバーエージェントは6月26日、ゲーム「刀剣乱舞」などを手がけるコンテンツ制作会社ニトロプラスを子会社化すると発表しました。
メディアミックス戦略を中心とした IP(知的財産)ビジネスが成長市場となっていることを背景に、サイバーエージェントは2023年に2.5次元ミュージカルを手がける舞台制作会社ネルケプランニングを子会社化など積極的に参入。IPビジネスで世界展開を目指すニトロプラスとの親和性の高さから、グループ入りに至ったとしています。
ニトロプラスの社名と組織は現体制を維持し、現・代表取締役で「刀剣乱舞」プロデューサーの小坂孝志(小坂崇氣)氏が継続して社長を務めます。小坂氏は「社長は私が継続し、副社長の虚淵玄はもちろん、全社員誰も欠けることはございません」と発表の中で述べています。
サイバーエージェントは藤田晋社長と小坂氏の対談も公開しており、小坂氏が社外取締役を務めているネルケプランニングのサイバーエージェント子会社化を機に、ニトロプラス側からアプローチがあったことが明かされています。
藤田氏はニトロプラスのグループ入りに関する期待や展望について、半分は「刀剣乱舞」をさらに大きく発展させていけるように力になれることは一緒にやっていきたいとし、「新しいIP創出に一緒に取り組むことができたら嬉しい」と語っています。
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