水たまりのように見える小さな池でサメが泳ぐ姿がX(Twitter)に投稿され話題になっています。すでに同じ場所を訪ねたことがある人からも有益情報が続々寄せられています。
「水たまりみたいな池にサメがいた」その光景にびっくり!
投稿者はXユーザーのまきのじ(@Makinoji)さん。「本当に水たまりみたいな池にサメがいた」とのコメントとともに、驚きの光景を投稿しました。まず、ただの庭のような場所に「サメ出没注意」と注意書きのある写真、そしてその後方の水たまりのようなところで本当にサメがのびのびと泳ぐ写真です。インパクトのあるこの投稿には多くの人が興味を持ち、記事執筆時点で17万件以上のいいねが寄せられています。
まさかこんなところにサメが泳いでいるなんて……と一見すると珍百景のように思えてしまう投稿ですが、実はここ、沖縄県竹富町の黒島にある「黒島研究所」の庭。まきのじさんも後に投稿で「池にサメがいたのは黒島研究所。水が透き通っていて底がよく見えるので水たまりみたいでしょう?」と場所を明かしています。
1975年に設立された黒島研究所は「沖縄県で最も歴史ある海洋生物の研究所」とのこと。主にウミガメの研究をしている一方、黒島に住む動物や民具も見られる小さな博物館・水族館のような施設でもあります。黒島の観光スポットでもあるため、一般の人もまきのじさんのように庭のサメを見に訪れることができます。
今回の投稿へ「ジョークかと思ったらまじだった…」「え!? 淡水にサメ???」「合成かと思った」とリプライでは驚きの声が多数寄せられているほか、「なんの種類なのか気になります」「オオメジロかな? 危ないねwでも見てみたいなぁ」とサメの種類でも盛り上がりを見せました。ちなみに同研究所にいるのはレモンザメで、沖縄地方ではマーブカーとも呼ばれているそうです。
また、同研究所へ実際に足を運んだことがあるという声も多く見られ、「黒島研究所は本当に面白かった!」「餌あげると獰猛になるんよね」「小さな海洋生物博物館みたいなのがあって中にもサメいる。亀もいる」などの思い出も寄せられています。
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