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新紙幣「一万円札と千円札の1の字が違う」SNSに違和感覚えるという声も…… 「1」のデザインが違う理由は?(1/2 ページ)

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 7月3日に新紙幣の発行が始まりました。早速入手してSNSに投稿する人も出てくるなど盛り上がるなか、ある意見に注目が集まっています。

「1」の違い

 それは一万円札の「10000」と千円札の「1000」の「1」の違い。一万円札の「1」は上に“カギ”が付いており、千円札の「1」はまっすぐな棒のようになっています。

一万円札
千円札 新しい一万円札と千円札(財務省のWebサイトから)

 SNSではデザインが統一されていないことに「気になってしまう」「違和感ある」といった反応が見られます。

 国立印刷局はこの違いについて、「デザインを変えることで券種を識別しやすくするため」と説明。新札は「誰にとっても使いやすいお札を目指したものとなっていますよ」と述べています。表面右下と裏面の額面表示も「1」のデザインが違っているとのこと。

 新紙幣は一万円札が渋沢栄一、五千円札が津田梅子、千円札が北里柴三郎の肖像を採用。新しい偽造防止技術を取り入れているほか、ユニバーサルデザインとして、表面の額面数字を漢数字ではなくアラビア数字にし、旧札より文字を大きくするなどしています。

旧紙幣との違い 旧紙幣との違い(国立印刷局のWebサイトから)
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