“100年で英国男性の髪型はどう変わったか?” 変遷まとめに110万いいね! 「1920好きすぎるレオ様みたい」「イケメンすぎてどれも」と反響(1/3 ページ)
ベースの髪型の汎用性もすごい。
イギリスで100年間の男性ヘアスタイル史をまとめた動画が、TikTokで1650万回以上再生され110万以上のいいねが寄せられています(記事執筆時点)。100年間で、世の流れとともにイギリスでは男性の髪型がどんな風に変わっていったのでしょうか?
時代背景も感じる髪型の移り変わり
投稿者はJames(@james____edward)さん。日常での出来事のほか、ヘアスタイルのチュートリアル動画をたくさん発信しています。
今回の動画はそんな投稿者さんの知識と技術が詰まったような内容。まず、1920年からスタートした「英国男性ヘアスタイル史」は、オールバックをコームできっちりと七三に分け、右側に軽くウェーブを付けたスタイル。舞台はアメリカですが、まるで映画「華麗なるギャツビー」(2013年)のレオナルド・ディカプリオみたいで、すてきです。
さらにウェーブを付けず、七三分けでなでつけたまま少し前髪を立あげたヘアスタイルが1930年。1940年は七三の分け目をラフに、前髪パラパラとおろした髪型に。第2次世界大戦があったこの時代、衣装も軍服と時代背景も考えられています。
そして1950年の男は黙ってリーゼント。第2次世界大戦が終わり、みんなが自由を謳歌している世の移り変わりまで伝わってきます。
1960年は、イギリスはもちろんマッシュルームカットです。BGMもビートルズ1969年の楽曲「ヒア・カムズ・ザ・サン」が流れて一気に時代の流れに引き込まれるようです。
時代は進み、1970年はビージーズのディスコミュージック「ステイン・アライヴ」(1977年)をBGMに前髪を流したヘアスタイル。80年代は前髪に少しリーゼントの雰囲気を持たせながら無造作に立ち上げ、赤いレザージャケットを羽織ってまるでリバー・フェニックスのように仕上げました。
1990年はクリスティーナ・アギレラの「ジニー・イン・ア・ボトル」(1999年)をBGMに、6:4程で分けた髪を少しふんわりさせてセット。あれ、これもう1回流行しても良くないですか……?
2000年代は髪全体を右上方に立ち上げ、デヴィッド・ベッカムが流行らせたソフトモヒカンを思わせる髪型に。そして2010年は、髪を前方に持ってきておでこを隠すようなモップヘア―。キャップをかぶり、ジャスティン・ビーバーやワンダイレクションのハリー・スタイルズ、ルイ・トムリンソンのような雰囲気です。
そして2020年、やっと100年の旅を終えて現代に戻ってきた投稿者さんは、スタイリング剤で無造作に仕上げたラフなスタイルに。自分の時代にたどり着いてやっとリラックスしたように見えますね。
「1990どストライクだー」「全部似合うの何なん」と盛り上がるコメント欄
この投稿には、「1980年はタイラー・ダーデンだよね」と1980年の髪型が1999年の映画「ファイト・クラブ」でブラッド・ピットが演じた主人公に似てるという声や、「レオナルド・ディカプリオに見えるのは私だけ?」と1920年の髪型は、レオナルド・ディカプリオが映画「華麗なるギャツビー」(2013年)で演じたジェイ・ギャツビーに、1950年の髪型は「タイタニック」(1997年)で演じたジャック・ドーソンに似ているという声が寄せられました。
また日本語でも「1920好きすぎるレオ様みたい」「80がいっちゃん好き」「1990どストライクだー」「1940好きすぎてやばい」とそれぞれがお気に入りのヘアスタイルをコメント。「全部似合うの何なん」「私にセットしてください」「イケメンすぎてどれもかっこいい」とどれも好きだという人も現れたりと、盛りあがりをみせています。
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