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東京・丸の内駅前広場の「打ち水システム」が今夏もスタート 薄く水を張って路面温度の低減と清涼感を演出(1/3 ページ)

涼しげでいいね。

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 東京駅の丸の内駅前広場に設けられた、「打ち水システム」が、X(旧Twitter)で「涼しげで良い」「水を張るのは賢い」などと注目を集めています。

地面に薄く、広く水を張る循環システム

 注目を集めるきっかけとなったのは、Xユーザー・湾岸堂(@8r8GjMpHhcfZFus)さん。「丸の内、謎システム始まる」と、水が張られた路面の様子を紹介しました。

 JR東日本の資料によると、設備の正式名称は「水盤」。2018年に始まり、コロナ禍による中断を経て2023年に再始動したプロジェクトです。

打ち水システム 広場の一部に水を循環させ、路面の温度上昇を抑える仕組み

 丸の内駅前広場に22メートル×15メートルのエリアを2面設け、深さ5ミリほどの水を張ることで路面温度の低減と見た目の清涼感を演出しています。

 基本的な稼働時間は夏季の9時から17時まで。水は駅舎側から出て路面の勾配を流れ、地中の浄化装置を通って循環するようになっています。

打ち水システム 打ち水システムを紹介するパネル

 Xでは「涼しげで良い」「ちょっと水を打っても湿度が上がって終わるので、水を張るのは賢い」「ここまでくると(打ち水の)気化熱効果というより水冷」などの反響を呼んでいます。

画像提供:湾岸堂(@8r8GjMpHhcfZFus)さん

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