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「怖すぎる」「これはあぶねぇ……」 回転コマが破損→目に刺さり負傷…… 国民生活センターが注意喚起(1/3 ページ)

販売元も使用中止を呼びかけています。

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 国民生活センターは8月1日、回転させて遊ぶ玩具が破損してケガを負う事故が複数発生していることをX(Twitter)に投稿して注意喚起しました。

「フラッシュぶんぶんゴマ」で目を負傷

 国民生活センター(@kokusen_ncac)は、「回転させて遊ぶ玩具が破損し、飛散した破片で目を負傷したという事故が複数発生しています。当該品をお持ちの方は、使用を中止してください」と発表しました。

 事故が発生したのは、三洋堂が販売する「フラッシュぶんぶんゴマ」。ヒモを両側から引くと回転して光る玩具です。

 同センターに相談のあった被害者の20代男性が、小さい子にやり方を見せるために回転させたところ、数秒で破損して破片が目に当たって負傷したとのことです。

フラッシュぶんぶんゴマ
回転させて遊ぶ「フラッシュぶんぶんゴマ」

 国民生活センター公式サイトの発表によると、通信販売で購入した50個入り同型品で確認したところ、回転する部分に亀裂や割れが生じている商品が複数確認され、10回程度回転させただけで部品の一部が破損して飛散するものがあったといいます。

「フラッシュぶんぶんゴマ」事故品の状態
事故品の状態

 国民生活センターの投稿では、実際に亀裂や割れを生じさせる再現映像も公開しており、割れて鋭くとがった破片が回転により高速で飛散する様子を確認できます。

 高速回転時の外周速度は時速約160キロにも達し、破損した破片はこの速度で飛散する可能性があるそうです。

「フラッシュぶんぶんゴマ」破損・飛散する瞬間
破損・飛散する瞬間

 発売元の三洋堂も自社サイトで「【重要なお知らせ】『フラッシュぶんぶんゴマ』使用中止のお願いとお詫び」を公開し、使用の中止を呼びかけています。

「大谷が全力で破片を眼球に向かって放り投げるようなもの」

 国民生活センターの注意喚起投稿に対しリプライや引用リポストでは、「怖すぎる」「これはあぶねぇ……厚紙とかでつくってた頃が懐かしい」「こんな大きかったら破壊力も上がるなぁ」「ひょえ、これうちにあるやつに似てる」などの反応が寄せられています。

 また、時速160キロという高速で破片が飛散する可能性について、「大谷が全力で破片を眼球に向かって放り投げるようなものか 失明レベルの大怪我するかもね」と危惧する声も上がりました。

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