【まさに死闘】素潜り中に遭遇した“海のプレデター”に銛を刺したら…… 日本人漁師に待ち受けていた暴走巨体との激戦に国内外から称賛の声(1/3 ページ)
とてもタフな相手。
素潜りで魚を捕まえていた漁師が、“海のプレデター”と呼ばれる存在と対決する動画がYouTubeに投稿されました。記事執筆時点で、この動画の再生数は39万回を超えています。
漁をしている最中の映像
動画が投稿されたのは、素潜り漁の様子を伝えているYouTubeチャンネル「たつぴーちゃんねる 【素潜り漁師】」。銛(もり)を駆使してターゲットを捕まえています。投稿者さんは全ての魚を食用として捕獲。趣味ではなく仕事として漁をしています。
最初のターゲットは岩場にいたタコ。発射された銛は見事にタコの体を貫きました。投稿者さんは、発射装置と銛をつないでいるゴムを手繰り寄せてタコを捕獲します。
その後も発射と捕獲を繰り返して漁を続行。海中を泳いでいたアカマダラハタやスジアラ、ナンヨウカイワリ、カスミアジなどをどんどん捕まえていきます。
次なるターゲットを発見
浅瀬での漁を続けていた投稿者さんは、次なるターゲットを発見。ゆうゆうと泳いでいる大きな体の魚に銛を向け、狙いをしっかりと定めます。
放たれた銛は見事に命中。しかし、刺された相手はそれまでの泳ぎ方からは想像もつかない程のスピードで逃げ出してしまいました。
対戦相手は“プレデター”
逃げ出したのはロウニンアジ。成長すると体長は1メートルを超え、体重も50キロに達する大型の肉食魚です。他の魚はもちろん、ときには海上付近を飛んでいる鳥さえも捕食してしまうため、“プレデター(捕食者)”と呼ばれることもあります。
ロウニンアジの巨体に秘められているパワーはすさまじく、飛行中の鳥を捕食するために海面から飛び出せるほど。スタミナもかなりのものらしく、銛が刺さったままの状態で浅瀬のあちこちを泳ぎ回ります。
追跡の末……
数分にわたって追跡し続けた投稿者さんは、岩場で動けなくなったロウニンアジを発見。携行していた刃物で仕留めて、ようやく捕獲できました。何というタフネス。ちなみにこの個体は33キロあったそうですよ。
コメント欄には、「すてきなダイビングスポットとロウニンアジ」「すばらしい狩りだ! 」「とても美しいプレデターを捕まえたね」「冒険を共有してくれてありがとう!」などの感想が寄せられています。
同チャンネルでは、この他にもイソマグロやウツボなどさまざまな魚を捕まえる動画を公開しています。
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