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パリオリンピック金メダリスト、メダルは「天国の愛犬に」 大会前に急死「誰より私を幸せにしてくれた子」(1/3 ページ)

8歳になる直前での旅立ちでした。

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 オランダ代表の競泳選手シャロン・ファン・ロウエンダール選手が8月8日、オープンウオーター10キロで優勝。5月に旅立った愛犬へささげるとの言葉が「きっと犬も喜んでいる」「泣けてきた」「あなたが(会場となった)セーヌの女王」と反響を呼んでいます。

金メダルを獲得し涙ぐみながらタトゥーを指差すシャロン選手
涙ぐみながらタトゥーを指差すロウエンダール選手(画像はシャロン・ファン・ロウエンダール公式Instagramから)

五輪でのメダル獲得3つ目の実力者

 ロウエンダール選手にとってパリは4度目の五輪で、同種目ではリオデジャネイロでの金、東京での銀に続く3つ目のメダルを手にしました。

 優勝後にロウエンダール選手は、涙しながら「あなたのため! 再びオリンピックチャンピオンに」とレース直後の自身の写真を投稿。手首の内側に入れた愛犬の足跡と名前のタトゥーを示しています。

シャロン選手とペットの犬との2ショット
ロウエンダール選手と愛犬のリオ(画像はシャロン・ファン・ロウエンダール公式Instagramから)

 ロウエンダール選手の愛犬リオは5月に手術を受けたあと息を引き取りました。当時「誰より私を幸せにしてくれた子。水泳も、メダルもこの子より私を幸せにはできなかった。そんな子にお別れを言わなくちゃいけない」とInstagramに傷心ぶりをつづっていました。

シャロン選手の腕のタトゥーのアップ
ロウエンダール選手のタトゥー(画像はシャロン・ファン・ロウエンダール公式Instagramから)

 投稿には祝福とともに、「あなたは金メダルにふさわしい」「リオもあなたを誇りに思っているよ」と寄り添うコメントが多数書き込まれています。

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本記事は制作段階でChatGPT等の生成系AIサービスを利用していますが、文責は編集部に帰属します。

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