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広島県広島市にある、本川公衆便所が注目を集めています。ごく普通のトイレに見えますが、実は1945年8月6日、原子爆弾の被害に耐えた建物なのです。
原爆に耐えたトイレ
本川公衆便所は爆心地から約480メートルに位置する、鉄筋造りの公衆トイレで、被ばく建物と認識されたのは近年のこと。2015年に市民団体が米軍の資料映像に似た建物が映っていたと気づき、調査を実施した結果同年12月に広島市から被曝建物に登録されたといいます。ちなみに、被ばく建物では唯一のトイレとのこと。
X(Twitter)では、現地を訪れたワイさんの投稿がきっかけで広く拡散。「とても被ばくしたと思えない」「気づかれぬまま取り壊されなくてよかった」などと大きな反響を呼んでいます。
なお、同施設はタイルの貼り替えや外壁の塗装などの改修をしているそうです。
画像提供:犬洋(@WnWnO)さん
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