雨漏りでボロボロの外壁を大工が緊急レスキュー　見違えるビフォーアフターに絶賛の声「あの短時間で」「お見事!!」（1/2 ページ）

建材がもろくなっていた。

[羽野源一郎，ねとらぼ] PC用表示関連情報

　雨漏りで傷んでしまったベランダの外壁を緊急で補修していく動画がYouTubeに投稿されました。状況を確認しながら丁寧に修復していく作業の再生数は記事執筆時点で42万回を超えており、5200件以上の高評価を集めています。

ベランダを修繕

　動画が投稿されたのは、リフォーム大工YouTuber・むらたかずさんのチャンネル「むらたかずREホームチャンネル」。今回は外壁塗装を行っている現場のベランダを修繕していきます。

　ベランダ外壁の幕板部分はひどく傷んでおり、その裏にある建材は雨を吸ってボロボロの状態。セメントと繊維からなるサイディング材は“ミルフィーユ”のようにもろくなっています。

ふやけてボロボロに

隙間から雨が侵入

　原因は建材のもともとの収まりに問題があり、隙間から雨が入り込んでしまうことだと判明。幸い下地や構造材までは腐食していなかったため、傷んでいる部分と手すり、ベランダの上部に取り付けてある笠木を撤去することにしました。

建材の収まりが問題

湿気がたまる造りだった

傷んだ部分のみ撤去

雨対策を重視

　今回のリフォームでは雨対策を重視し、ベランダに設けてあった風抜き穴をふさぐことに。元からあった格子を外す代わりに木枠を設けて、ベランダの内側と外側の両面から板材を貼り付けました。

雨が染み込まないように改装する

板材で穴をふさいだ

　同時にシリコーン樹脂や防水テープを使って雨の侵入経路をふさぎ、サイディング材をはがした部分も補修。傷んだ部分を直した後は、ベランダ全面に防水透湿シートを張ります。

ベランダ全体にシートを張る

後は外壁材を張るのみ

外壁を取り付けて完成！

　外壁材を張るための横桟を打ち付ければ、むらたかずさんたちによる修繕作業は完了。最後は板金職人がメッキ加工した鋼材を取り付けることで、ベランダの外壁が生まれ変わりました。各作業の詳細は動画で確認できます。

改装前の外観

きれいに仕上がった！

　コメント欄には、「とてもカッコよくなりましたね。雨漏りの原因究明と解決方法は職人の経験と良心が頼りなんだなと思いました」「こんな責任感あって、丁寧に仕事してくれる大工さんに頼みたいなあ」「バルコニーの雨じまいの納まりは本当に難しいですよね。あの短時間での決断と仕上がり具合、お見事!!」などの感想が寄せられています。

　この他にも同チャンネルでは、DIYで作ったベランダのデッキを作り替える作業や、和室をフローリングへ変えていく作業などが公開されています。