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「なんじゃこりゃあああ」 “尋常じゃない量”のあんこが詰まったパンに反響 製造元「当初は賛否両論」(1/3 ページ)

これは食べてみたい……!

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 極薄の皮の中は、ほぼあんこ。見たことがないようなあんパンの写真がX(Twitter)で話題です。この投稿は注目を集め、記事執筆現在までに30万件弱の「いいね」を獲得しています。ねとらぼ編集部では、製造元に誕生秘話など話を聞きました。

あんこがみっちりなあんパン

 この写真を投稿したのはXユーザーの湯気(@fabi_aka77)さん。中が透けそうなほど薄皮のあんパンの写真と、みっちりとあんこが詰まった断面図の写真を公開し、「薄皮ってレベルじゃねぇぞ!」と感動を込めて率直な感想をつづっています。ほぼあんこだ……!

薄皮ってレベルじゃないあんパン
中身が透けそうなほど薄皮のあんパン(画像提供:湯気さん/@fabi_aka77
薄皮ってレベルじゃないあんパン
断面図を見ると……中身がぎっしり!(画像提供:湯気さん/@fabi_aka77

 なお、このあんパンは東京都江東区大島にある老舗ベーカリー「メイカセブン」の「うす皮あんパン」で、お値段は1個240円とのことです。また、手作りであるため1日の製造数に限りがあるといいます。

薄皮ってレベルじゃないあんパン
「メイカセブン」のうす皮あんパン(画像は「メイカセブン」公式サイトから)

 この投稿には、「なんじゃこりゃ…あんこ飲みたいんだからこれ最高に決まってるじゃん」「ずっしり感が伝わってきます」「すごっ! 食べたい!」という声の他、「手が汚れないように配慮されたあんこの塊じゃん!」「なんじゃこりゃああああ」「あんこ(薄皮つき)ですねぇ」とあんこがメインみたいでお得だという声も寄せられていました。

メイカセブンさんにお話を聞きました!

 ねとらぼ編集部では、このうす皮あんパンを製造・販売している「メイカセブン」に取材してみました。

――昭和33年からのロングセラーとのことですが、誕生秘話などがありましたらぜひお聞かせください

メイカセブンさん 当初はいわゆる普通の形のあんぱんでしたが、お客さまを喜ばせようとだんだんとあんこの量が増えていきました。今の形になったのは1980年ごろからです。当店のうすかわあんぱんは、皮が約25グラム、あんこが約200グラム入っており、一般的な生地が50グラム・あんこが80グラム〜100グラム程度の普通のあんぱんに比べかなりのボリュームになっていると思います。

――当時から人気の商品だったのでしょうか

メイカセブンさん 実は当初お客さまからは賛否両論でした。「あんこが多すぎて、これじゃあんこ食べてるのと変わらない」という声をいただくこともありました。しかし、「食べてびっくりした」「お友達にお土産で持って行ってびっくりさせたい」という声が増えてきて、今ではありがたいことに好評をいただいております。

――最後に一言お願いします

メイカセブンさん 見た目は小さく見えるかもしれませんが、持ってみるとかなりずっしりしているのでそこを楽しんでほしいです。

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