必殺技の名前が長すぎるコントがYouTubeに投稿され人気です。漫画なら一瞬で唱えられるのに……!
この動画が投稿されたのは米YouTubeチャンネル「Steven He」(@StevenHe)。中華系アイルランド人俳優Steven Heさんがスケッチ・コメディー動画を中心に発信しています。
技名、長……
コントは漫画『NARUTO』に登場する“暁”と“四代目火影”の衣装を着た2人が戦うところからスタートします。“火遁”と“水遁”をぶつけ合い、力は互角の様子。
“暁”は「ようやく本当の力を出せる」とうれしそうに別の必殺技を繰り出し、「火遁! 超マジェスティックウルトラメガレジェンド禁断のドラゴンブレスブラス炎のドラゴン禁断の惑星破壊ブレス!」と技の名前を詠唱。んん、ちょっと、長……。
しかし相手も攻撃をもろともせず応戦。「水遁! ライジングドラゴン真実を求めて超高圧の一撃巨大水龍……」とこちらも引けを取らない長さです。
グレッグの登場で形勢逆転?
“火影”の強さに心の中で焦る“暁”。そしてついに「禁断の深淵の万能の魂の破壊者」を召喚してしまいます。そして「僕の名前はグレッグです」と「グレッグ」が現れました。誰……?
早速グレッグに攻撃させる「パンチ」を発動するため技の名前を唱えだす“暁”。しかし、終わるかと思えば終わらない詠唱に、グレッグは待ちきれず敵に歩み寄り、パンチしてしまいました。まだ終わってないのに!
これには敵側の“火影”も「おい、何するんだよ」と物言い。敵からも味方からも「まだ終わってないんだけど?」「必殺技言わせてあげてないじゃん!」と非難ごうごうです。
もう一度定位置に戻るよう言われ、渋々戻るグレッグ。もう一度最後まで待って、「パンチ」を放ちました。
何かおかしいと思うグレッグはついに……
そしてまだまだ続く攻防戦。“火影”の必殺技名「スカイマニプレーション1000ボルト! 900ミリワット交流電流……」に「電気技師なのか?」とツッコミを入れるグレッグは、“暁”の「究極の力を求めアカデミーを中退後、3年間修業した山の壮大な破壊の火の玉……」に対しても「(技名で)背景も語るのか!?」と疲労困憊といった表情。さらに“暁”が「なぜなら僕たちは火影の規則で20年間も縛り付けられ力不足だったからです!」と内に秘めた思いまで吐露すると、「火の玉はメールで送ったらいい。その方が早いから」と本末転倒な解決策を提案してしまいました。
とうとうグレッグは、必殺技も唱えていないのにパンチを放つという凶行に。「もう辞めた」と辞職することを告げてしまいました。グレッグ……。
グレッグが大人気! 103万回以上再生
この動画は記事執筆時点で103万回以上視聴され大人気。「なぜか『僕の名前はグレッグです』にウケてしまった」「Stevenがアニメ作ってくれたら、見るよ!」「グレッグがずっと半ギレ状態なのが好き」「いつも思うんだけど、どうして敵は技の名前を言っている最中に攻撃しないんだろう?」などのコメントが寄せられ、多くの人が楽しんだようです。
YouTubeチャンネル「Steven He」(@StevenHe)では他にも「『DUNE/デューン 砂の惑星』をみて影響された人」「もしサンタがアジア人だったら」「ドラマシリーズが成功したら制作会社は……」などコメディー動画が投稿されています。
画像はYouTubeチャンネル「Steven He」(@StevenHe)から
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