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“光る絵”に「絶対ライト仕込んでる」と疑いの声→作者からのアンサーが説得力100% 「実力で証明」「すっっっごい綺麗」と310万再生(1/3 ページ)

絵の具だけでこんなに光って見えるんだ……!

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 ライトを仕込んでいると疑われた“光る絵”について、実際の制作中の動画がYouTubeに投稿されました。「魔法みたい!」と反響を呼び、記事執筆時点で312万回以上再生され、13万いいねを集めています。

「絶対ライト仕込んでるでしょwなんで絵なのに光るんだよ笑」

ライト仕込んでる?

 動画を投稿したのは、画家の桑宮亮さんのYouTubeチャンネル。「絶対ライト仕込んでるでしょw なんで絵なのに光るんだよ笑」と疑問をぶつけるコメントに応え、作品を実際に描いている様子とともに解説します。

光る絵の描き方
まずグレーで塗っていく
光る絵の描き方
モノトーンなのにこの段階でもう光っているように見える

 桑宮さんの絵が光ってみえるのは、薄い色をたくさん重ねることでそう見せているからだそうです。絵は拡大するとステンドグラスを何枚も重ねたようなものであり、光がそのグラスを通って輝いているような状態だといいます。

 光らせる下準備として、まずグレーで全体を塗っていきます。光は色と明暗で表現されますが、色に集中すると形がおろそかになるので、まずグレーを塗って形から整えていきます。

光る絵の描き方
全体に薄いブルーを重ねる
光る絵の描き方
ハイライトを入れていく
光る絵の描き方
どんどん光っていく絵

絵具だけで光っているように

 その上からさらに薄いブルーを塗り、光が明るく反射する部分に白くハイライトを描くと、もうこれだけで光っている状態になりました。

光る絵の描き方
ステンドグラスタイム
光る絵の描き方
“はかなさ”を色で表現
光る絵の描き方
光の屈折でできる虹色も

 ここからさらに、色を付けていく「ステンドグラスタイム」に。この絵のテーマでもある“はかなさ”を色で表現し、最後に光の屈折でできる虹色を入れたら完成です。ホントに絵の具だけで光る絵ができてしまった……!

光る絵の描き方
この光り方……
光る絵の描き方
完成!

「実力で証明していくスタイル」「もはや魔法みたい!」

 絵を光らせていくプロセスを解説した動画に、「実力で証明していくスタイルかっこいい!」「技術力が高すぎて、もはや魔法みたい! 笑」「ライトと間違っちゃうレベルでキラキラしてる!」「マジで才能すぎる……いやこれ本当に光ってるわ」など驚きの反応が寄せられています。

 また、発端となった「絶対ライト仕込んでる」というコメントについて、「褒め言葉だよな笑 そう見えるほどこの人の技術が高いってことだよ」という声も見られました。

 桑宮さんはYouTubeの他、Instagram(@ryo_kuwamiya)でも自身の絵画を紹介しています。また、公式Webサイトでは、原画の販売も行っています。

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