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プロ警鐘「エアコン、夏が終わったらコレやらないと……」が530万再生 水漏れや“内部のスライム化”を防ぐコツが目からウロコ(1/3 ページ)

涼しくなってきたら即やっておきたい!

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 夏が終わったらエアコンでしてほしいことをプロが解説! 具体的な方法となぜ必要なのかをわかりやすく説明する動画がInstagramに投稿されました。記事執筆時点でこの動画の再生数は533万回を突破し、“いいね!”は3万2000件を超えています。これは、しっかりやらないと……!

夏が終わったあとのエアコンの処置解説 夏が終わったら……

夏が終わったらエアコンを……

 投稿者は「栄電気」(東京都江東区)を営む沼澤栄一(@sakaedk_kameido)さん。Instagramでは、機器の失敗事例や予防方法、安くなるタイミング、選び方など、電気に関するお役立ち情報を数多く発信しています。今回話題になった投稿は、夏が終わりもう冷房は使わないとなったときにエアコンでやってほしいことについての解説です。

「暖房に切り替えて半日くらい運転して」

 それは「暖房に切り替えて半日くらい運転して」というもの。なぜなら、冷房時にはエアコンから排出していた水が内部にたまってしまっている状態だからなのだとか。運転中はホースから流れ出ていますが停止すると、受け皿となっているドレンパンに水が残っている場合が多いのだそうです。

 冷房を使わなくなり暖房を運転するまでには1カ月から2カ月の間が空きます。その間にたまった水は腐り「スライム」というドロドロとしたものに変わってしまうとのこと。

夏が終わったあとのエアコンの処置解説

 半日暖房運転をする理由はそれを防ぐため、インターバルを設けず一気に乾燥してしまおうという作戦です。エアコンの機種によっては内部乾燥機能がありますが、それだけだと時間が不十分になることもある、と説明しています。

「この時期にエアコン洗浄スプレーで洗浄しないこと」

 そしてさらに沼澤さんが「くれぐれも」と前置きし伝えてくれたのは、「この時期にエアコン洗浄スプレーで洗浄しないこと」というもの。夏の間であれば水で流れてしまうところが、今の時期だと洗浄液が流れきれずに途中で固まってしまうのだそうです。すると来年の夏、いきなり水漏れが発生する可能性が……。お、恐ろしい! これもしっかり頭に入れておきたいですね。

夏が終わったあとのエアコンの処置解説

設定温度はマックスに

 投稿には「なるほどぉ」「こういう情報ありがたいです」「有難うございます!」といった感謝の声とともに「時間としてはどれくらいですか?」「何度設定が良いですか?」などの質問も寄せられました。この時期は外気温も高いのでマックスの設定にして数時間。イメージとしては「バルサンをたくときみたいに」とのことです。

 沼澤さんは以前には「お彼岸の墓参りに行く時に暖房にしてそのままお墓参りして帰ってくるぐらいまでがいいんですよ」と伝えていたそうですが、今年はまだまだ暑く、お彼岸が明けても冷房のお世話になっていそうなので、様子を見て処置するとよさそうです。このアドバイスをしっかりと覚えて秋を迎えたいですね。沼澤さんはこの他にも、電気に関するさまざまなアドバイスやライフハックをInstagramアカウント(@sakaedk_kameido)で数多く公開中です。

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