身近な“あるもの”を再利用してコースターとブックマーカーを作る様子がInstagramに投稿されました。動画は記事作成時点でどちらも300万再生を突破、多くのいいねやコメントが寄せられています。どれもカラフルでかわいい……!
おしゃれでかわいいアップサイクル雑貨
投稿者は、CAP AKIRA TOKYO(@capakira_tokyo)さん。ペットボトルの蓋をアップサイクルしてさまざまな作品を作る「キャップアーティスト」として活動しています。
話題の動画は、ペットボトルの蓋でコースターとブックマーカーを作る工程をそれぞれ紹介したもの。制作に使うペットボトルの蓋は、クリーン活動で拾ったごみや、いろいろな場所で回収したものをひとつずつカットして、熱で溶かして使っているそうです。通常は使い終わるとごみになる蓋は、どのような作品に生まれ変わるのでしょうか。
ポップな印象のコースター
まずはコースター作りの動画を見てみましょう。材料には、ペットボトルの蓋のトップ部分を使用します。赤や青、黄色などさまざまなカラーの蓋を並べた様子は、カラフルでポップな印象です。
デザインが決まったら、クッキングシートの上にキャップのトップ部分を並べ、上からクッキングシートを重ねて、200度以上のアイロンを当ててしっかり溶かします。
冷めてからクッキングシートをはがすと、材料が見事に溶けて平らになっていました。カラフルな模様は、まるで絵の具を伸ばしたパレットのよう。最後にハサミで丸くカットすれば、おしゃれなコースターの完成です!
ブックマーカーの作り方
続いては、透け感が美しいブックマーカーを作る動画です。材料は、ペットボトルの蓋の側面部分を細かくカットしたもの。動画ではブルー系、グリーン系、レッド系に色を分けて、3種類のブックマーカーを作っています。
溶かし方は先ほどと同じです。クッキングシートの上に材料を乗せたら、上からクッキングシートを重ねて、200度以上のアイロンを当てて伸ばします。このとき、できるだけ薄く伸ばすのがコツなのだとか。
冷めてからクッキングシートをはがすと、材料が溶けてかわいいマーブル模様になっています。これを長方形など好きな形にカットして、穴あけパンチで穴を開けたら、ひもを通して完成です!
いずれの作品も、ペットボトルの蓋で作ったとは思えないほどおしゃれに仕上がっています。資源を有効活用して新たな価値を作り出すすてきなアイデアですね。
キャップアーティストとしての思い
CAP AKIRA TOKYOさんがキャップアーティストとして活動を始めたのは、3年前にクリーン活動で拾ったペットボトルの蓋がきっかけでした。「これだけいろんな色があればかわいいアクセサリーができるのでは」と思い、作品づくりを始めたそうです。
CAP AKIRA TOKYOさんは「新しい価値を見いだすアップサイクルの可能性、そしてものづくりの楽しさをもっといろんな人と共有したいと思い、こうして発信しています」とコメントしています。
「めちゃくちゃかわいい」「まねしたい」と反響
動画には「カラフルでかわいくできますね」「まねしたいです。すごくかわいい」「ペットボトルのキャップがこんなにステキな物になるとは驚きです」「とても良いアイデアですね。子どもと一緒にやってみます」「娘の夏休みの工作にこちらとコースター作らせていただきました。普段捨てている物でこんなかわいい物ができて大喜びでした」など、多くの反響の声が寄せられています。
CAP AKIRA TOKYOさんは、この他にもInstagramアカウント(@capakira_tokyo)でアクセサリーやキーホルダーなどさまざまなキャップアートを紹介しています。
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