子猫を探している自動車整備士さんに起きた奇跡のような出来事がX(Twitter)に投稿されました。ポストは、記事執筆時点で1200万件以上表示され、9万件を超える“いいね”を集めています。
「黒猫の子猫を探しています」
投稿者は、山形県在住のロビンエンジン(@Rabbit_pump)さん。ロビンエンジンさんは2024年2月26日に、X(Twitter)にある投稿をしていました。その内容は「真っ黒な黒猫の子猫(概ね3ヶ月まで、メス)お譲りいただける方、探しています。黒猫のお話を頂き保護猫を飼ってましたが、先天性の腎不全によりお迎えして8ヶ月で亡くなってしまいました。特別急いではいません、春にかけて子猫出てくるシーズンかと思いますので、ご縁ありましたら。」というもの。
7カ月が過ぎたある日、奇跡が……!?
ロビンエンジンさんは幼いころ黒猫と暮らした経験があり、黒猫に対する思い入れが強く、数年かけて出会いを待ち黒い保護猫を譲り受けました。しかし、せっかくご縁があったその子が病気で旅立ってしまい……再び黒猫を迎えたいと思って投稿してから、約7カ月がたった2024年9月のある日。
自動車整備士をしているロビンエンジンさんのもとに「エンジンルームから何か声がする」というお客さんが来店したのです。急いでエンジンルームを開けて点検をするロビンエンジンさんが発見したのは、元気な子猫! 生きてケガもなく保護できただけでも奇跡なのに、ずっと待っていた黒猫の子猫が突然現れたのです!!
「んな事あるってか!?!? 連れて帰りやす…」とロビンエンジンさん本人も驚きながら連れ帰り、すぐに動物病院でノミ取りと検便を済ませました。そのときに性別が判明したのですが、ロビンエンジンさんが望んでいた女の子ではなく男の子。しかし、この運命の巡り会いに性別などはこの際どうでもよく、黒猫ちゃんは無事に家族として迎えられたのでした。
「転生かな」「NNNの仕業かな」
投稿には、「NNNの仕業かな」「生まれ変わって会いさ来てくれだんがもしれないですね」「いがったねぇ〜。何かの巡り合わせだねぇ〜。大切にすんなねごでなぁ」「たぶんこの子もXやってるな」「送り込んでくれる事は結構あるので当然のように幸せに暮らしてください」「えええええー」「これは、子猫を産む不思議な車のお話し…」「転生かな」など、奇跡的な出来事にさまざまなコメントとが寄せられています。
呼ぶと5回に2回くらい返事をするようになってきたという、あいらしい黒猫ちゃんのその後は、ロビンエンジンさんのX(Twitter/@Rabbit_pump)で見ることができます。
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