100円均一ショップのリールキーホルダーを使って魚釣りに挑む動画がYouTubeで公開されました。記事執筆時点で、この動画の再生数は13万回を超えており、2400件以上の高評価を集めています。
お酒のつまみを求めて
動画が投稿されたのは、YouTubeチャンネル「アウトドアがツマミ」。アウトドアグッズなどを使って、お酒のつまみを作る動画を公開しており、今回はDAISOのリールキーホルダーを使った魚釣りに挑みます。
50センチまで伸びるキーホルダーの先端に重りと針が一体になった「ブラクリ」を装着。この“自動巻き取りリール”を携えて、ターゲットがいる岩礁地帯へとやって来ました。
狙うのはアラカブの別名でも知られる「カサゴ」。隠れていそうな岩陰に餌付きの針を垂らしますが、相手はなかなか食いつきません。厄介なことに、岩場には長いトゲに毒を有する「ガンガゼ」がたくさんいます。
作戦変更
場所を変えてさらに1時間探索するも、アラカブは全く釣れず。作戦を変更し、潮だまりにいるエビを網で大量に捕獲しました。アラカブ用の餌にするのかな?
縦半分に切ったビールの空き缶をフライパン代わりにして油を加熱。衣を付けたエビを投入して、カリカリの天ぷらに仕上げました。ビールも進むおいしいつまみを堪能できたので「最高の一日だ」と締めくくりたいところ……ですが、これでは終われません。
アラカブを釣りたいのだ
今回は「自動巻き取りリールでアラカブを釣る」のが目的。日をあらためて岩礁地帯を再訪し、海中や陸上で何度も餌を垂らします。
ひたすら岩陰に針を下ろす「釣りとスクワット」がセットになった珍しいレジャーに取り組んでいると、根がかりしたのか針が何かに引っ掛かりました。しかし、こんなトラブルは慣れたもの。小刻みに動かしたり、強めに引いたりして冷静に対処します。
すぐに針は投稿者さんの手元に戻ってきましたが、その先端にはなんとアラカブの姿。引っ掛かった感じがしたのは、探しに探したターゲットが食いついたためでした。これには投稿者さんもびっくり。
念願のつまみ
ついに釣れたので大急ぎで陸へ戻り調理開始。空き缶の縁をこすり付けてウロコを取り、ねじり切った空き缶のエッジでアラカブの体を切り開き、空き缶で穴を掘って固形燃料を設置します。空き缶は万能だなぁ。
アラカブから内臓も取り除いた後、容器でくんだ海水に投入します。ほど良く煮えたら海水を捨て、チーズとアウトドアスパイスの「ほりにし」を追加。投稿者さんは苦労の末に作った「塩チーズほりにしアラカブ」を、後からやって来た家族と一緒に堪能しました。
なお、投稿者さんは海域の漁業権を確認した上で釣りを行っています。調理時には火の取り扱いなどに十分注意しており、使用した油は固めて空き缶と一緒にごみとして持ち帰っています。
コメント欄には、「『しあわせ』とか『たのしい』とかの優しい言葉しか使われてないのが好きすぎる」「『ハラヘッター』と『ソーレソレー』がめっちゃクセになる(笑)」「見てるだけ腹が減って、幸せになれる動画。最高の一日だー」「お子様と奥様へ君のパパは最高だ」など、ほっこりした視聴者からの感想が多数寄せられました。
この他にも、同チャンネルではアジを材料にしてつまみを作る様子や、100円均一ショップの道具を駆使して“激安バーベキュー”に挑戦する動画などを公開しています。
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