漢字の練習が嫌いな小学生の息子が、ラクに字を書くためにある“装置”を発明して……。子どもの奇想天外なアイデアがX(Twitter)で紹介され、622万件以上の表示と10万件を超えるいいねを獲得するなど反響を呼んでいます。
漢字練習が嫌いな息子が発明した装置
投稿者は、Xユーザーで翻訳会社オフィスペンギンを経営しているオフペン(@officepenguintw)さん。オフペンさんによると、小学生の息子くんはとにかく漢字の練習が嫌いなのだとか。ある日、そんな息子くんがやけに静かに漢字の練習に取り組んでいるところを目にしました。
オフペンさんがそばに行って様子を見てみると、息子くんは漢字練習帳を広げて一生懸命に字を書いていました。しかし、字を書く手にはなぜか2本のえんぴつが握られています。
なんと息子くんは、2本のえんぴつの間にスティック状の消しゴムを挟み、セロハンテープで固定することで、オリジナルの“装置”を発明していたのです! この装置は、2本のえんぴつを持って書くことで、一度に上下2つの枠に漢字を書くことができるものです。
どうやら息子くんは、漢字を書く量をなんとか減らしたいと考えた結果、この奇想天外なアイデアを思いついたようです。
2本のえんぴつを右手で持った息子くんは、練習帳の上下の枠に「暑」という漢字を同時に書いています。確かに、これなら書く量を半減できますね。柔軟な発想力がすごい!
オフペンさんは、息子くんが自宅学習で楽しく勉強するために工夫した点は褒めたあと、諭すぐらいに留めておいたとのこと。アイデアは素直にすごいと思ったそうで、「大きくなったら仕事で存分に発揮して欲しいですねw」とユーモアを込めてつづっています。
「大発明ですね」「将来有望すぎる」と反響
投稿には、「さては天才だな?」「大発明ですね、賢い……!!」「エンジニアの卵ですね」「将来有望すぎるwwwぜひエジソンみたいな発明家になってほしい」「すごい!! 嫌いでもなんとかしようと前向きに取り組んだ結果ですね」など称賛の声が。
また、「これやったことある」「コンパスでやろうとした記憶が蘇った」「私は鉛筆2本持ちでやってましたがすぐにずれてしまいました」など、息子くんと同じようなことをやったことがある経験者の声も寄せられていました。
創意工夫によって楽しい装置を発明した息子くんと、その姿を温かく見守る母親の姿勢に、多くの人が関心を寄せた投稿でした。
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