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「すごいステキ!」「なんですかこれは?!」 秋の実りを金彩で表現…… 制作動画が100万回表示の反響(1/3 ページ)

丁寧に、そして素早く線を引く。

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 金彩で「秋の実り」が描かれていく様子を映した動画が、X(Twitter)に投稿されました。記事執筆時点で、このポストの表示数は100万回を超えており、1万6000件以上のいいねを集めています。

秋の実りを金で彩る

 動画を投稿したのは、「金彩上田」(@kinsaiueda)さん。金箔(ぱく)や金泥で細工物を彩る「金彩」を母と娘(@nekonatsu_U)の2人で手掛けています。

 まずは植物の絵に青色の箔(はく)を振りかけて、青い果実を描写。同様に葉っぱの部分も描いたらエアブラシで白い塗料を噴霧し、青い実の光沢を表現します。

青色の箔(はく)を振りかけて果実を描く
まずは青い箔(はく)を振りかける
青色の箔(はく)を振りかけて果実を描く
出来上がったのは青い果実
エアブラシで白く着彩し果実の光沢を表現する
エアブラシで果実の光沢を表現

 続いて、果実と枝、葉の縁、葉脈の部分に接着剤を塗布。やり直しができない一発勝負という状況ですが、上田さんは1本ずつ丁寧に、そしてスピーディーに接着剤の細い線を引いていきます。

葉っぱの縁や葉脈に接着剤を塗る
線を引くように接着剤を塗布

 塗り終わったら金箔(ぱく)で絵全体を覆い、表面を優しくこすります。端からめくっていくと、箔(はく)の下から金色に彩られた植物の絵が出現。果実と葉の美しさが際立つ作品となりました。

金箔(ぱく)で覆ったら優しくこする
金箔(ぱく)越しにこすると……
覆っていた金箔(ぱく)を剥がす
金箔(ぱく)がくっついている!
金で彩られた植物の絵
金で彩られた秋の実り

 上田さんの作品には、「すごいステキ! なんですかこれは?! 材料から道具から始めて見ました」「お着物の金の縁取りってこう作るのか。勉強になる」「繊細な作業なのに迷いなくスッて描き上がっていくの、いつまでも見ていられる」「金彩かっこい〜」などの感想が寄せられています。

 この他にも、上田さんのX(Twitter/@kinsaiueda)アカウントでは、“刺しゅうのような仕上がり”に見せる技法や、文様に関する解説などが投稿されています。

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