国立科学博物館の館内にあるジオラマの、思わず二度見してしまう仕掛けがX(Twitter)で話題です。投稿は記事執筆時点で1万5000件を超えるいいねを獲得するなど注目を集めています。
水の入った水槽に見えるジオラマ
投稿者は、ジオラマ好きのXユーザー・土冢(@COLA_oJisan)さんです。「水無し水ジオラマは定期的に推されるべきだと思うよ」とコメントを添えて投稿したのは、上野にある国立科学博物館の地球館1階に展示されている“水槽”の写真。水の中を魚たちが悠々と泳いでいるように見えますが、実は水が入っていないジオラマです。まさか水無し水槽だとは!
国立科学博物館の地球館1階では、亜熱帯や温帯など異なる気候帯の海中の様子をジオラマで表現した「海洋生物の多様性」を展示しています。海中の環境だけでなく食物連鎖も表しており、さまざまな生き物が互いに関わり合っている姿を紹介しています。
国立科学博物館ではジオラマを用いた展示が多数用意されており、公式サイトによればジオラマは「展示ではなるべく実際の様子を再現したい」という気持ちで制作され、「多少見難く」なっていると記載されています。実際の生物の展示を見るときと同じように、どこに何が隠れているかを探しながら見学するのが楽しそうですね。
展示を見た人達から共感の声
水の入った水槽にしか見えないジオラマの投稿に対し、リプライ欄などでは「これ博物館で見るのめちゃくちゃ好きです」「かはくのこれ大好きです……!!」「科博のこれマーーージで好き過ぎて行くたびに写真撮ってる。水槽とは別に部屋に欲しい」「科博のこれほんますごいから上野行ったら絶対見るべき」と共感の声が多数寄せられています。
国立科学博物館では、Web上で館内の展示を鑑賞できる「かはくVR」も公開中。自宅などで「日本館」「地球館」どちらの館内も探検できます。
画像提供:土冢(@COLA_oJisan)さん
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