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300カラットの“超巨大”オパール原石 → 磨いたら……? “数百万円”の宝石の美しさに感嘆の声 「信じられない」「王族が所望しそう」【豪】(1/2 ページ)

生まれ変わらせるプロの技。

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 300カラットのオパール原石をプロの技で研磨したら……? 原石が宝石になるまでの過程を収めた動画がYouTubeに投稿されました。美しい仕上がりに称賛の声が寄せられ、動画は記事執筆時点で23万回以上再生されています。

300 carats of uncut gem opal has incredible color inside. I cut it to pieces Literally

原石の欠けた部分を見ると……?

 動画を投稿したのは、オーストラリア産オパールの原石を磨いて宝石にする過程を紹介するYouTubeチャンネル「Black Opal Direct」。今回は300カラット(60グラム)のオパールを研磨・カットして宝石の状態にします。

 原石の状態ではただの白い石に見えますが、欠けた部分に鮮やかな色が現れていてオパールであることを示しています。その部分の表面を少し研磨してみると、いろいろな色が混ざった輝きが現れました。

オパールの研磨
欠けた部分にオパールらしい鮮やかな色を確認できる
オパールの研磨
表面を少し削ってみたところ

プロの見立てで宝石になる部分を切り出していく

 続いて原石のオパールではない部分を研磨して取り除きつつ、亀裂を避けてどのように宝石を切り出していくか、実際にサンプルをカットしながら検討します。

オパールの研磨
もっとも美しく輝く部位を切り出す

 プロの見立てにより、もっとも美しく輝くという部位を棒状に切り出した後、そこからさらに均等にスライスすることに。

 マーカーペンで入れた目印に沿って小片にカットしたら、それぞれ研磨して滑らかに形を整えます。何段階かの研磨を経たオパールは、光の当たり方次第で色が変化していく見事な宝石となりました。

オパールの研磨
研磨が終わった状態

 最終的に得られたのは12個、合計30カラット(6グラム)のオパールの宝石です。この種類のオパールは1カラット500米ドル前後の価値があるそうで、全部で1万5000米ドル(記事執筆時点のレートで約229万円)ということになります。

「12個のオパールがそろうのは本当にすばらしい」

 原石の状態からは想像できない仕上がりに、動画のコメント欄では「わぁ、なんて美しいんだ」「これを所望する王族がいそう」「これはすばらしい出来栄え。12個のオパールがそろうのは本当にすばらしい」「あなたが自分の技術を駆使して、この石をこんなに美しい作品に仕上げるのを見るのはとても楽しい」という反応が寄せられています。

※画像は「Black Opal Direct」のYouTubeチャンネルより引用

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