炎天下に捨てられた“生後0日の子猫”→2カ月育てたら…… 驚きの成長記録に「よくぞここまで」「本当に大変だったと思う」の声(1/3 ページ)
保護してもらえてよかった。
気温40度の炎天下に、生後0日で捨てられていた子猫を発見して保護し、2カ月育てた成長記録がYouTubeで話題です。動画は、記事執筆時点で約2万6000回再生されています。
へその緒がついた子猫が草むらに……
投稿したのは、YouTubeチャンネル「にものちゃんねる【保護猫日記】」です。8月12日、近所の草むらから子猫の鳴き声がすることに気付いて声のする方向を探すと、そこにはへその緒がついた子猫の姿がありました。
このままでは確実に生きられないが、こんなに小さな子猫を育てたこともありません。さらに、一人暮らしで世話が大変なうえ、猫アレルギーまで持っている。悩みに悩みましたが、子猫を育てて「絶対に幸せにする」と決意します。
すぐに動物病院で診てもらうと、子猫は女の子であることが判明。発見時の状況から考えると、人間に捨てられた可能性が高いとのことでした。この時点で子猫は生後0日で体重78グラムとあまりにも小さく、不安が拭えない日々でしたが、子猫の寝相の癖が強いのを見て「この子は大丈夫!」と信じていたそうです。
子猫の名前が決定
子猫の名前は、「愛情がいっぱい染みた、幸せいっぱいの猫生を送ってほしい」という意味を込めて「にもの」に決定。子猫との日々は不安の連続でしたが、子猫はすくすくと成長していきます。
生後6日で目が開き始め、生後9日には目がぱっちりと開いたにものちゃん。日に日に飲むミルクの量も体重も増えて動き回るようになり、生後15日にはあちらこちらへと歩き回るようになりました。
生後19日ごろからは、これまで以上にいろいろな表情やしぐさを見せるように。フローリングの上を歩く練習をしたり、自分からカゴに入るようになったり、日に日に成長していることが分かります。
生後24日ごろからミルクを拒否することが増えたと思ったら、気付くと歯が生えていました。それならばとあげてみた離乳食は拒否……と思えば突如自分から食べるように。離乳食を食べ始めてから成長のペースが急加速し、体つきがよりしっかりしてきました。
生後1カ月
そして無事に生後1カ月を迎えることができました。おもちゃでしっかり遊ぶようになり、カミカミすることも増えたにものちゃんのため、せっせとおもちゃやベッドを作りました。また、トイレトレーニングも順調で、名前を呼ぶと来てくれるようになったのだとか。
このころには哺乳瓶を卒業し、ふやかしたドライフードが食べられるようになります。高いところに興味が出てきたり、二本足で立ち上がることも増えたりと、動きがどんどんダイナミックになってきました。買ってもらったキャットタワーで遊び、遊び疲れて眠る姿はなんともかわいいです。
そして10月12日、にものちゃんは無事に生後2カ月を迎えることができました。この先、にものちゃんがどんな猫に育っていくのか、そっと見守っていきたいですね。
「保護ありがとうございました」の声
にものちゃんがすくすく成長していく様子に、コメント欄には「よくぞここまで」「改めてにものちゃんの保護ありがとうございました、育児大変でしたね」「生まれたばかりのにものちゃんのお世話は、本当に大変だったと思います」「いつまでも幸せが続きますように」と、感謝の声が寄せられています。
YouTubeチャンネル「にものちゃんねる【保護猫日記】」では、にものちゃんの保護直後や最近の様子を発信しています。
(三日月 影狼)
動画提供:YouTubeチャンネル「にものちゃんねる【保護猫日記】」
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