NHK連続テレビ小説「純情きらり」、放送から18年 ヒロインや夫役など当時出演したキャストの現在（1/2 ページ）

音楽を愛するヒロイン・桜子の姿が描かれました。

[小倉楓，ねとらぼ]

　2006年に放送されたNHK連続テレビ小説「純情きらり」から18年が経過しました。今回は、当時出演したキャストの現在を紹介します。

NHK連続テレビ小説「純情きらり」（画像出典：Amazon.co.jpから）

　同作は、小説『火の山―山猿記』が原案。昭和初期から戦後の激動期にかけて、音楽を愛するヒロイン・桜子が家族や仲間との関わりを通じて成長する姿を描いています。

宮崎あおいさん（埼はたつさき）：有森桜子役

　ヒロインの桜子を演じたのは宮崎あおいさん。2005年の映画「NANA-ナナ-」でブレイクし、2008年にはNHK大河ドラマ「篤姫」で主演を務めました。2015年には、「あさが来た」で2度目のNHK連続テレビ小説に出演した他、映画「舟を編む」（2013年）や「怒り」（2016年）などに出演しています。2024年は「ユーミンストーリーズ」第3話「春よ、来い」に出演。また、CM出演やナレーションを務めるなど活躍を続けています。

福士誠治さん：松井達彦役

　桜子の幼なじみであり、後に夫となる達彦を演じた福士誠治さんは、テレビだけでなく舞台でも活躍。ドラマ「極道めし」（2018年）や映画「ある用務員」（2021年）などに出演しました。2024年には舞台「インヘリタンス-継承-」に出演したほか、音楽活動、ラジオ番組をスタート。幅広い分野で活躍しています。

西島秀俊さん：杉冬吾役

　青森出身の画家・冬吾を演じたのは西島秀俊さん。ドラマ「MOZ」シリーズや「きのう何食べた？」シリーズなどに出演した他、映画「シン・ウルトラマン」や映画「ドライブ・マイ・カー」（2021年）に出演、「ジョルジオ・アルマーニ」でモデルを務め、国内だけでなく海外からも高い評価を受けています。2024年は「さよならマエストロ」「サニー」などに出演しています。

寺島しのぶさん：有森笛子役

　桜子の姉・笛子を演じた寺島しのぶさんは、映画「キャタピラー」での演技が国際的に評価され、数々の賞を受賞しました。他にも映画「へルタースケルター」（2013年）、大河ドラマ「いだてん」などに出演しています。2024年は映画「八犬伝」に出演。2025年公開の「国宝」への出演が決まっています。

井川遥さん：有森杏子

　桜子の次姉・杏子を演じたのは井川遥さん。映画「大奥」（2006年）では月光院を演じた他、2011年の映画「東京公演」は高い評価を受けました。その他、映画「チーム・バチスタの栄光」（2008年）、ドラマ「フリーター、家を買う」（2010年）などに出演しています。2024年には映画「キッチンから花束を」で語りを担当。雑誌、テレビ番組、CMとさまざまな舞台で活躍を続けています。

松澤傑さん：有森勇太郎

　桜子の弟・勇太郎を演じた松澤傑さん。その後も映画「0 ゼロ」（2007）年、ドラマ「Q10」（2010年）などの作品に出演。任天堂の「Wii」や東芝の「dynabook」のCMにも出演していました。2024年にはドラマ「ケンシロウによろしく」「RoOT / ルート」に出演しています。