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「この発想はなかった」「たぶん唯一無二」 “喫茶店の水”だけを集めた異色のフォトエッセイに注目集まる(1/2 ページ)

書籍の名前は『喫茶店の水』。

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 喫茶店の水に注目したフォトエッセイのユニークな着眼点が話題になっています。担当編集者がX(Twitter)に書籍の一部を公開して反響を呼びました。

喫茶店の水 その名もズバリ、『喫茶店の水』

喫茶店の水だけ!?

 投稿したのは左右社の書籍編集者のkarin(@kaririririry_n)さん。「喫茶店の水だけを集めたフォトエッセイを担当しました」と自身が手掛けた書籍『喫茶店の水』について投稿しました。

 書籍の表紙や掲載された写真も公開しており、さまざまな喫茶店のソファやテーブル、そしてグラスに入った水が写っています。

水、ソファ、テーブルからでも感じられる店ごとの美意識

 値段もついてない、メニューですらない水だけれど、そのたたずまいは喫茶店の美意識を表しているかのようです。投稿されたどの写真も、なにか物語が始まりそうな雰囲気が漂っています。

 そこまで深読みしなくても、店ごとにちがうグラスやテーブル、ソファのデザインを見るだけで充分面白いのかもしれませんね。

喫茶店の水 店の個性を感じさせる優美なデザインのグラス
喫茶店の水 生花を飾るテーブル。お花と一緒に庭を眺めながら水を飲む
喫茶店の水 レトロポップなグラス、背景にはずらりと並ぶ本

 karinさんは同書について「見てるだけで何杯でもコーヒー飲めちゃいそうなぐらい、うっとりするぐらい美しい写真と印刷と装幀」ともコメントしており、自信作であることがうかがえます。

その発想に驚き

 投稿を見た人からは、「着眼点」「喫茶店の水!この発想はなかったな。楽しみ」「たぶん唯一無二だろう。早く見てみたい」なんだか素敵。コーヒーじゃなく水ってところが」「お冷にスポットを当てるとは!」など驚きと感動の声が多数寄せられていました。

 また、「あわ、、、ほしい」「こういうの超良いっすね 買う」「きっとエッセイも良い感じだろうな、想像力を掻き立てられるから。買う」など、さっそくほしくなった人も多くいました。

 書籍『喫茶店の水』は11月8日に左右社から刊行されました。著者の画家・装飾考案のqp(キューピー)さんが、撮り溜めた400店以上の喫茶店の水の写真85枚と、喫茶店と人生をめぐるエッセイ25編が収められています。

画像提供:karin(@kaririririry_n)さん

(谷町邦子 FacebookX(旧Twitter)

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