神社にお参りに来た人が手や口を清める「手水舎」。花を浮かべて「花手水」にしている神社がたびたび話題となりますが、花ではない“あるもの”を浮かべた手水舎がX(Twitter)で「かわいい」と注目を集めています。
手水舎に浮かんでいたのは……
投稿者は、Xユーザー「宗教建築が好きなアライさん(@araisan_syukyo)」。神社の手水舎の写真を添えて、「手水舎で水浴びしてる飛行機たちが見れるのは飛行神社だけと思うのだ」と紹介しています。
写真には手水舎に飛行機をモチーフとしたマスコットがたくさん浮かんでいる様子が写されています。小さくて丸い飛行機は愛らしく、ぷかぷか浮かんでいる様子は気持ちよさそうですね。
その名も「飛行神社」
宗教建築が好きなアライさんが訪れた神社は、「日本の航空機の父」とも呼ばれる二宮忠八が、航空事故の犠牲者をまつり、航空業界の安全と発展を願って設立した「飛行神社」(京都府八幡市)です。
飛行神社では、飛行機の模型に願い事を書き、手水鉢に奉納できるようになっているそうです。飛行機の模型は日本航空(JAL)、全日本空輸(ANA)の機体をイメージしたものに加え、無地のものも用意されており、参拝客のなかには、カラーペンで機体に色を塗りアレンジしたものを奉納する人もいるようです。
「飛行」神社ならではの、少し不思議でかわいい光景。手水鉢に奉納された飛行機を見ると、「いい整備士になれますように」「安全祈願」など、さまざまな願い事が書かれていますね。
しかし漂う“お風呂感”
花手水ならぬ“飛行機手水”を紹介する投稿に対し、引用リポストなどでは「かわいくてもだえる……」「か、可愛いぞ!」「癒し」と愛でる人のほか、「わーい 飛行機風呂だぁ〜」「なにコレ超かわいい! うちのアヒルに追加するわぁ」「楽しい楽しい飛行機風呂だぁ」「男の子がいる家庭のお風呂の中みたい」とお風呂を連想するコメントが多く寄せられていました。
また、「JALとANAだけかと思ったらキャセイパシフィック航空もありますネ」といった、機体のアレンジに反応する人もいました。
画像提供:宗教建築が好きなアライさん(@araisan_syukyo)
(谷町邦子 Facebook/X(旧Twitter))
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