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約2センチの「まりも」を本気で育てたら2年後…… 想像をはるかに超えた“衝撃の姿”に「こんなに大きくなるの!?」「成長条件知らなかった」(1/3 ページ)

育ててみたくなる。

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 2年間本気でまりもを育ててみたら、予想以上の大きさに!?ひょんなことから購入した、まりもの成長記録をまとめた動画がYouTubeに投稿されました。動画は記事執筆時点で3万回以上再生され、2500件をこえる高評価を獲得しています。

2年間本気でまりもを育ててみたら、予想以上に大きくなりました。

たくさんの魚と一緒に暮らす投稿主

 動画が投稿されたのは、YouTubeチャンネル「えみこのおうち」。投稿主のえみこさんは、韓国人の夫と2人の子ども、そして金魚の「ミンキー」くんや熱帯魚の「黄色」ちゃんなど、たくさんの魚と一緒に韓国で暮らしています。

 以前はアフリカンシクリッドの黄色ちゃんにおもちゃをあげたところ、予想外の行動を見せてくれた様子が話題になりましたが(関連記事)、今回は2年間本気で育てたまりもと、その成長記録を見せてくれるようです。

袋に入ったまりもと水草
金魚のおやつ用の水草とまりもを購入しました

まりもを本気で育てた2年間

 今から約2年前。えみこさんは飼育している金魚のおやつにするために、水草のマツモをネットで購入しようとしていました。しかしマツモは3本で300円、送料も300円と、商品と送料が同じ値段になってしまうことに悩んでいたようです。

 そこで送料を無料にするため、まりもを3つ追加で購入することに。まりもは2〜3センチくらいのサイズで、1個約250円だったそうです。

 翌日。注文したマツモとまりもが届いたため、水道水でゆすいで消毒と洗浄をしていきます。まりも3兄弟は農薬や変な虫がついていないか確認するため、2週間以上は魚の入っていない水槽で様子を見た後、熱帯魚水槽へと投入することにしました。

農薬や変な虫
水槽に入れる前にしばらく隔離しておくことに

 1カ月後。まりも3兄弟をオスの熱帯魚を飼育している、20センチのキューブ水槽に投入しました。こちらの水槽には外掛け式フィルターと、水草がよく育つというRGBライト(照明)が設置されていますが、まりもは無事育ってくれるのでしょうか……?

オスの熱帯魚
20センチのキューブ水槽にまりもを投入

 4カ月後。夏を迎えると、水草とまりもの成長速度がぐんとアップしました。そして水槽が狭くなってきたため、まりも3兄弟は少し大きな水槽へと移すことに。

水槽内が狭くなってきた
4カ月後、水槽が狭くなっていました

7カ月後、1つを金魚の水槽に入れると……?

 7カ月後。まりも3兄弟は出目金の「もよう」ちゃんの水槽で暮らしていましたが、そのうち1つは金魚の「雪」ちゃんの水槽に移動してもらいました。というのも雪ちゃんは体調がすぐれず、水槽の下を這って泳ぐことしかできなかったため、退屈しのぎにまりもで遊んでくれたらいいなと思ったのだそうです。

退屈しのぎに
7カ月後、雪ちゃんの水槽に1つ投入してみると……

 水槽にまりもを入れると、雪ちゃんは遊びはじめた……と思ったら、まりもをつついて食べはじめました。まりもは雪ちゃんのおやつとなり、最後は全てそのおなかに納まったのでした。このまりものお陰で、雪ちゃんはとても調子よくすごせたそうです。

まりもを食べる大きな白い金魚
おいしいおやつになりました

 10カ月後。残り2つのまりもは順調に育っていましたが、もようちゃんが亡くなったため、もといた20センチの水槽に戻ることになりました。

 1年後。えみこさんはこの辺りから、まりもがかなり大きくなったことに気付いたといいます。実際に1年前と写真を見比べてみると、1.5倍くらいになっているようです。

まりもが1.5倍
1年後、まりもは1.5倍くらいに

2年後、まりもの様子は……?

 そして2年後。まりもは夏の間にまたぐっと大きくなり、2年前の直径3センチから、直径6センチまで成長していました。2年間まりもを育てた経験から、えみこさんは「まりもは一定の条件がそろえば成長する」ことがわかったといいます。

測定の結果
2年後、まりもは2倍の大きさになっていました!
左が2年前、右は昨日
すごい成長です

 その条件とは「光合成ができる光量があること」、「魚のフンなどの十分な栄養素があること」、「水流や水替えで時々転がること」、「水がきれいであること」、「まりもを食べる天敵がいないこと」の5つ。まりもは同じ場所だけに光が当たったり、重力が加わったりすると、丸い形が維持できず溶けてきてしまうのだそうです。

まりもの成長条件
2年の間にわかった「まりもの成長条件」

 まりもは光合成を行う外側の植物体だけが成長するため、中は空洞になっています。そのため最終的に自分の体重が支えきれずつぶれてしまいますが、育てるときは形を整えるため、ときどき手で丸めてあげるといいそうです。

 2つのまりもの形を整えつつ、この先まりもがさらに大きくなっていくのかどうか、大切に育てながら見守っていきたいと語るえみこさんなのでした。

「まりもってこんなに大きくなるんですね!」の声

 動画には「まりもってこんなに大きくなるんですね!」「単純に水交換して太陽にあてるだけでいいのかと思ってましたが、他にも条件がないとまりもは大きくならないんですね」「まりもって、周りの藻が絡んで大きくなるのだと思っていたので水槽でも大きくなるのは初めて知りました」といった、たくさんの驚きの声が寄せられています。

 えみこさんはYouTubeチャンネル「えみこのおうち」に、一緒に暮らしている魚たちの様子や、魚の病気に関する動画などを多数投稿しています。

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